日本共産党の石村智子衆院中国ブロック比例候補は27日の全日、岡山県高梁市内で選挙勝利をめざして地元党員とともに多彩の活動に取り組みました。
懇談したのは、JAびほく・高梁地方森林組合・高梁市。
日刊紙読者の田村晴己JA組合長は「今日(27付)の『赤旗』には、JA全中代表がアメリカとカナダを訪問してTPPに反対する立場で意見交換した記事を掲載してもらっている、ありがたい。訪問を通して『例外なき関税撤廃』がいよいよ明らかになった。コメは日本文化の源。TPPはこれを壊してしまう。共産党さんにはこれからもがんばってほしい」。 また、森野茂森林組合長も「森林も農地も日本の国土を守り豊かにするもっとも大切なもの。TPP参加はこれに逆行する。当然反対だ。いま、50年前頃の植林の木材の活用期なのに、それを運び出す作業道がなくて困っている。ぜひお力を」と切実な声が寄せられました。
石村候補は、党の政策を述べつつ「まったく同感。先頭に立って引き続きご一緒に頑張ります。そのためにもどうしても中国ブロックから日本共産党の議席が必要です。力強いご支援を」と訴え、日曜版読者の森林組合長には日刊紙読者になってもらいました。
一方、高梁市では守本堅副市長らと懇談。石村候補が、市としてTPP参加に明確な反対の意思を表明するよう求めましたが、副市長は「負もあるしプラス面もあるので・・・」と国任せの姿勢に終始。ただ「消費税増税には反対です」と述べました。
そのあと、石村候補は市役所周辺の沿道で街頭演説にのぞみ「高梁市・岡山県のみなさんの大きなご支援で、中国地方から消費税ノー・TPP参加反対・原発なくそうの願いを国会に届ける日本共産党の議席を」と力を込めて訴えました。演説を聴いていた女性は「応援してます。頑張ってほしい」「若くて元気。消費税増税のカラクリもよくわかった」と励ましと期待の声。また、行きかう車の中から手を振ったり大きく会釈する人が多くありました。
石村候補は、午後からの「選挙勝利・新春のつどい」では、参加した党員21人に議席奪還への力強い決意と訴えを述べた後、参加党員と一緒に志位委員長の国会代表質問を視聴。さらに地元党員と拡大行動に参加し、この日は日刊紙読者3人、日曜版読者2人が増えました。
(党高梁市委員会・小阪洋志記)
日本共産党高梁市議団の三上孝子・難波英夫両市議は宣伝カーで8日、市内の文化会館で行われた成人式会場前で、新成人にお祝いを述べつつ「民主党政権は『増税と社会保障の一体改悪』へ暴走しています。これをみなさんと力を合わせてにやめさせ、希望のもてる政治への道を切り開く年にしましょう。日本共産党はその先頭に立ってがんばります。」「今年は高梁市議選の年。また解散・総選挙も予想されます。日本共産党への大きなご支援を」と訴えました。
この街頭演説は、高梁9条の会が行った署名活動などの共同行動と呼応して行いました。新成人の多くが車で会場に来ていましたが、車の中から手を振ったり、会釈して応えたり、また「議員さんと並んで一緒に」と記念写真を求める新成人もいました。(写真)
なお、両議員は宣伝活動後は来賓として成人式に参列しました。 (小阪洋志記)
高梁9条の会は1月8日午前、市主催の成人祝賀式会場(高梁総合文化会館)前で共同行動を行い、新成人との対話・お祝いと憲法条文(前文と9条)を掲載した会ニュースの配布・9条を守る署名の訴え、シール投票など多彩な取り組みを行いました。
共同行動は、会が毎月継続して行っているもので、今回で77回目です。
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共同行動には、泉 浩爾、小柴健夫代表世話人をはじめ会員15人が参加しました。
この日署名に応えた新成人は81人。これで会へ寄せられた署名累計は8,900人になりました。(署名目標にしている有権者過半数の61%に)
また、憲法9条を守るかどうかのシール投票には68人が参加。「守る」が39人(57%)「変える」が2人(3%)、「わからない」が27人(39%)でした。
新成人は会員の訴えに、「9条を変えたら戦争する国になる。いやじゃ」「戦争には絶対に行きとうない」と積極的に署名する人、「平和の署名じゃぞ、みんな書こうで」とグループで署名する人、また、付き添った母親からの勧めで署名する新成人もいました。
対話の中では「将来は年金がもらえないのでは・・」「給料が安いので結婚できん」「増税は絶対に反対です」など切実な声が寄せられました。
なお、高梁市の新成人は458人で、祝賀式に参加したのは252人でした。
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活動終了後、参加した会員からたくさんの感想が述べられました。
「元気に訴えると多くの青年が真面目に応えてくれて良い雰囲気だった」「9条の会の存在を多くの新成人に知ってもらった意義は大きい」「署名に応じた新成人が『ご苦労さんです』と言ってくれてうれしかったし元気が出た」「多くの若い人との出会いができて楽しかった」「署名の訴えでも、シール投票でも『よくわからない』という新成人が多く、今後の草の根からの青年に対する訴えが大切」「署名もチラシも無視する人も少なからずあった」。
なお、この日は、団体会員でもある日本民主青年同盟と日本共産党も声の宣伝やチラシ配布を通して、新成人へのお祝いと「若者が安心して働ける社会を」と訴えました。
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次回の第78回目の共同行動は、2月19日(日)13時30分から、有漢町地域を各戸訪問して対話・宣伝・署名を訴える予定です。(集合は13時に市職労事務所、または13時30分有漢地域局前へ)
(高梁9条の会事務局)