「TPP参加反対の立場変わらず」で意見一致 党高梁市委員会と議員団がJA、森林組合と懇談 (0 Comments)
日本共産党高梁市委員会(三上孝子委員長)と党議員団(難波英夫、石部誠両市議)は25日、安倍首相が日米首脳会談でTPP(環太平洋連携協定)参加に踏み出した重大な動きを受けて、JAびほく・田村晴己組合長、びほく森林組合・森野茂組合長を訪問しました。
三上党市委員長、難波・石部市議は、しんぶん「赤旗」日刊紙を示しながら「TPP交渉は全品目が含まれることは明白なのに、安倍首相は『聖域なき関税撤廃が前提でないと認められた』とごまかしている。共産党は引き続き『参加』に断固反対し農林業団体のみなさんとの協力・共同をさらに強めていきたい」と党の決意を述べました。
JAびほくでは田村組合長が「農業・くらしを壊すTPP参加は絶対反対という立場は変わらない。TPP参加は、もっとも大切な『基盤産業』である農業はもちろん、市民・国民の全生活に関わる大問題だ」と今後もともにがんばる決意が表明されました。また、組合長は「いろいろな新聞を読んでいるが『赤旗』が一番的確でわかりやすい」との感想が寄せられました。
びほく森林組合でも森野組合長が「林業の衰退は1960 年代の外国産木材の輸入自由化に根本原因がある。農林業は一体のもの。この上TPPに参加すると農林業は一層深刻な状況になる」と引き続き反対していく決意が述べられました。また「市に対して、バイオマス発電など森林資源を活用した施策を提言しているが具体化されていない」と行政への働きかけの要望が出されました。