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2007年10月01日

請願第50号アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し、全頭検査への予算措置の継続を求める請願

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(神社に続く豊かな山が切り開かれ、横断道となるそうです)
 アメリカ産牛肉輸入が再々開されて1年過ぎましたが、輸入高の1割しか消費されていません。国民の安全性を求めた現われだといえます。アメリカの要求どおり、輸入条件を緩和して20ヶ月以下の牛肉の検査をしなくても良いと言う方針は撤回すべきですし、国内の全頭検査に対する予算措置を、打ち切らないでほしいと言う願いもまた国民の要求に沿ったものです。
 干拓にも6000頭の牛がいます。酪農家の人たちは、安全が保障されるものが売れると言っています。そのための予算措置は、期限の切れる来年7月以降も続けるべきです。岡山県畜産協会も「食の安全安心の観点から、全頭検査のための予算措置を打ち切らないよう要望してまいりたい。」と述べています。
 10月1日、事務局に結果を聞きに生きました。結果は不採択ということです。「食の安全・安心に関することなので、安全対策が十分なされた牛肉が輸入されることは誰しも願うところだ。しかし輸入に当たっては政府においてもアメリカの安全対策を確認した上で行なうものであり、アメリカ産に限ると言うのもおかしい。」などの理由。
 請願趣旨を理解していないとしか言い様がありません。以下請願内容を紹介します。


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請願第50号 アメリカ産牛肉全頭検査への予算措置の継続を求める請願


投稿者 ひのつ倫子 : 2007年10月01日 21:42

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