井原市議会 第5回 地域医療等を考える調査特別委員会
きょう(13日)10時から12時30分まで井原市議会委員会室で、井原市議会 第5回 地域医療等を考える調査特別委員会(乗藤委員長)が開催(写真)されました。きょうの講師は、福山市民病院の浮田實院長でした。テーマは自治体病院の現状と生活医療圏ー医療体制の移行期ーでした。 大きくは (1)問題の背景 (2)医療改革の方向 (3)厚生労働省による「平成20年度(新)地域医療計画」の誘導 (4)総務省による「公立病院改革ガイドライン」平成19・12・24自治財政局長通達 (5)自治体病院はどう生き抜くかについて話されました。これだけでは内容は分からないでしょうが、現在の医療情勢、厚労省や総務省の書計画に対する、深い洞察力に基づいた国の考え方の紹介、今後自治体病院の模索する道やとるべき方法などが、講師の豊富な知識と実践に基づいて縦横に語られました。 話の中で「医療というのは人間対人間なんだ」「市民病院をどうするかが前面に出るのではなく、医療資源全体を見て、地元医師会がどこまでやれるのかを、医師会と徹底的に話し合い、先ずそれを掴むことが重要だ」という言葉が印象的でした。全体を通して、地域医療をどうして行くのかについて多くの示唆をいただいたと思います。
08年02月13日|日記帳.
森本ふみお コメント: コメント募集中