しんぶん赤旗日刊紙「きょうの潮流」
きょうの潮流 「私の周りでは自民党じゃ困るという人ばかりなのに、『自公で300議席を超す』? 新聞は勝手になにを書いているんですか」▼住まいが近くの、ある女性は怒っていました。自民が新聞の予想通りの議席を占めるなら、小選挙区制のおかげです。1位になれば、2割、3割の得票でも当選、あとの8割、7割は死票です▼さて、日本共産党です。「いいこという」との声が寄せられています。しかし、まだ投票をためらっている人もいます。「小さくて力にならないから」「いいこといっても、実現できないし」…▼有権者の多数から政権に戻ってほしくないと思われている自民党が、選挙のしくみに助けられ、ほいほいと議席をふやす。自民党に対抗して「いいこという」と思われている共産党が、支持を集めきれない。こんな不条理を許していいはずがありません▼共産党は、小さいながらも大事な仕事をしてきました。たとえば、吉井英勝議員の原発事故への警告が、事故のあと国や東電の責任を問う時どれほど力になったことか。とはいえ議席が少なすぎます。だから倍増させ、もっと大きな仕事をさせてほしいのです▼もちろん、自分だけで「いいこと」すべてができるとは思っていません。消費税の増税ストップや原発ゼロ、TPP拒否など、実現のためならどの党とも共同します。共産党は、その共同のかなめになれると確信しています。平和と人権のため、命がけで筋を通し、ぶれずにたたかってきたと自負できる党ですから。
総選挙もいよいよきょうとあすのみと言っても、あすは危険防止活動のみ。まだまだ投票先を決めてない人が4割ほどいると言われている。確かに声かけしていて、そういう方(特に比例の政党)がおられます。最後までの奮闘が必要です・・・・・。
12年12月15日|日記帳.
森本ふみお コメント: コメント募集中