井原市議会12月定例会での質問の要旨提出
井原市議会12月定例会が12月1日に開会します。一般質問の要旨の提出は12月2日ということになっていますが、きょう(28日)の午前中に済ませ、関係課の聞き取りも済ませました。質問は下記の9件です。 1.ごみ有料化反対という多くの市民の声を無視してなぜ実施するのか
日本共産党が行っている「市政アンケート」では回答者の70%以上がごみの有料化に反対の声を寄せています。これら市民の生の声を良く聞き市政を進めていくというのが、市長の重要な行政上の観点ではないでしょうか。
なぜこのように多くの市民の反対の声を無視して有料化に踏み切ろうとするのですか。これこそ市民をないがしろにする冷たい政治ではないのですか。
2.井原市立美星国保診療所について、今後の診療所の運営と医師確保の方針は
この度、井原市立美星国保診療所の指定管理者である社会福祉法人 旭川荘が同診療所から撤退の意思表示をされ、このままで行くと、2年後の11月1日から医師がいなくなります。
先般、市と市議会が、旭川荘へ運営継続の要望書を出されましたが、市長は、今後の診療所の運営と医師確保についてどのような方針で臨まれる覚悟なのですか。
3.岩手県遠野市の助産所の視察で、今後、井原市でも実施できそうですか
市長は10月6日から3日間、岩手県遠野市の助産所を視察されました。その結果、井原市民の市内で出産したいという強い要望に少しでも応えられるように、市内で通常分娩ができるような施設を開設する見通しがつきましたか。
4.子どもの医療費無料の該当年齢を中学卒業まで拡大しては
今、子どもの医療費は小学3年まで無料になっています。先の県知事選挙で両候補が小学校6年生まで無料にするという公約を掲げました。
そこで、井原市では、この該当年齢を中学校卒業まで拡大してはどうですか。
5.国保の保険証未交付世帯のうち、中学生以下の子どもがいる世帯には保険証の交付を
厚生労働省が平成20年10月30日付けで「被保険者資格証明書の交付に際しての留意点について」という通知を出しています。これに基づいて、井原市でも中学生以下の子どもがいる世帯に保険証を交付すべきではないでしょうか。
6.市内全域の太陽光発電装置設置者に対する補助制度の充実・拡大を
現在、四季が丘の太陽光発電装置の設置者に対して手厚い補助を行っています。この補助を井原市全域に拡大してはと、以前質問をしました。その時は、周りの情勢判断などから、現在、考えていないとのお答えでした。
最近、国の方針としてCO2削減のため、予算付けを考えています。井原市も庁舎新築時屋上へ同装置を設置し、地球に優しく、CO2削減のためのデモンストレーションを行ってきたところです。
一人でも多くの方に改めて環境を考えていただく意味からも、同装置設置者に補助する制度の充実・拡大を考えてはどうですか。
7.地区公民館に常勤者の配置を
市内の地区公民館の館長は、年々仕事量が増えており、仕事をこなすのに大変な苦労をされているようです。そこで、地区公民館に常勤者の配置を考えてはどうでしょうか。
8.市の嘱託、臨時職員を職員として採用を
職場によっては、嘱託職員や臨時職員でありながら、職員と変らない内容の仕事をしている方がおられます。当然のことながら、給与面では職員とかなりの格差が生じています。また、実際に臨時的な勤務形態の方は別にして、常時その職場に必要な人員として嘱託、臨時職員を配置している職場は、職員として採用するようにしてはどうでしょうか。
9.井原市立高等学校の環境の整備・改善と充実を
井原市立高等学校は、築後(移転後)相当経過しており、老朽化が進んでいます。子どもたちの安全を考えて、耐震工事をすることを考える必要あるのではないでしょうか。また、独自の運動場がない状況です。
県下では、このような学校は貴重な存在であり、今後も存続していかなければならないと考えています。
そこで、市として、学校を取り巻く環境の整備・改善と充実をして、生徒や教職員が日々安全で安心して授業ができるようにすべきではないかと考えます。市のお考えをお聞かせください。
写真は、きょう(28日)とあすの2日間井原市民会館展示ロビーで開催されている、柳本京子教室一同による「レザークラフト作品展2008」の様子です。大変賑わっていました。
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コメント 森本ふみお
日付: 08年12月3日, 22:41:56
三宅さま
ご指摘ありがとうございました。
市職員募集については、今後の改善を求めていきたいと思います。
市立高校の件については、南校地は現在も生徒が使用しており、教室を園芸農場の方へ移転するということは難しいのではないかと考えますが・・・。一つの考え方だと思います。私もよく考えてみたいと思います。
コメント 三宅
日付: 08年12月6日, 10:02:43
森本ふみお 様
いつもご返事ありがとうございます。
市立高校の件ですが、井原高校が南北に分かれた2つの校地と園芸農場を持つ状況は、県の財政事情を考えると、県にとっては重荷となり、他市の県民から批判も出ると思います。
井原高校南校地の園芸農場への移転も視野に、県と市が話し合いを進めるべきではあると思います。
コメント 森本ふみお
日付: 08年12月6日, 15:55:03
三宅さま
私も関係者等の話や考えを聞きながら、より良い方向を見出して提案していきたいと思います。今後ともいろいろな角度でご指摘いただければうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします
コメント 三宅
日付: 08年12月3日, 21:31:48
「8.市の嘱託、臨時職員を職員として採用を」ですが、市職員の募集の件で、県のマルチメディア目安箱に投書をなされている方がおられます。
http://www.pref.okayama.jp/meyasubako/iken0811.htm#sisyokuin-bosyu
「9.井原市立高等学校の環境の整備・改善と充実を」ですが、井原高校南校地を上出部町の井原高校園芸農場に移転してもらい、現在の井原高校南校地を市立高校にすることは、できないのでしょうか。