戦前の海外渡航と井原/JA岡山西ふれあい祭り
きょう27日から11月25日までの会期で、井原市文化財センター「古代まほろば館」で、平成24年度秋季企画展「戦前の海外渡航と井原」が開催(写真)されています。この度の展示は、アメリカ合衆国とブラジル合衆共和国(現ブラジル連邦共和国)への渡航者の足跡をとりあげています。海外渡航証や海外移民のポスター及び渡航した方の写真など数多くの貴重で珍しい資料などが展示されています。是非足をお運びいただいて、当時の渡航の様子などをご覧ください。
きょう27日午前9時から午後3時まで、JA岡山西西部支店駐車場で「JA岡山西ふれあい祭りinいばら」が開催され、市内外から多くの方が来場し大賑わいでした。太鼓、(写真左)ダンス、神楽、鼓笛隊、マグロの解体、また場内では様々なお店が立ち並び、多くのお客さんで(写真右)にぎわっていました。また組合さんには前もって抽選券が渡されており、抽選会場で三角くじを引き、時には特賞のテレビを当てた人も出るなどたいへん賑わっていました。愛菜館では野菜などを求める人でごった返していました。毎年のことですが、活気いっぱいのふれあい祭りです・
菊花展
しんぶん赤旗「主張」
「離島奪還」訓練
日米一体の危険な戦争準備だ
「離島奪還」は武力行使を伴う本格的な軍事作戦です。訓練とはいえ、武力で事を構えるのは地域の緊張を激化させます。しかも訓練が想定するように、自衛隊が米軍とともにたたかうような事態になれば、文字通り憲法に違反することになります。たとえ訓練でも憲法を踏みにじるようなものは許されず、中止や延期ではなくきっぱり断念すべきです。
アメリカの戦争支援
「離島奪還」訓練は奪われた島を奪い返すことを名目に、日本の陸自と米海兵隊が共同して上陸したたかうというのが想定です。9月にアメリカ領のグアムやテニアンなどでおこなった上陸訓練に続くもので、実施されれば国内での初めての訓練になります。
訓練が計画されたのは、那覇市の西北約60キロの渡名喜(となき)村に隣接する無人の入砂島(いりすなじま)です。出砂島(いですなじま)射爆撃場として米軍に提供されています。陸自の西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市・相浦駐屯地)と沖縄の第31海兵遠征部隊が参加する予定でした。
離島への上陸訓練や「離島奪還」訓練はもともと、アメリカの軍事戦略にそって計画されたものです。アメリカはグアムなどの米軍基地を本格的に強化し、オーストラリアやフィリピンなどにも部隊を派遣して軍事関係を強めています。アジア太平洋地域での影響力を維持・強化するために同盟国をまきこんで軍事態勢を強化・確立するのが狙いです。上陸訓練や「離島奪還」訓練はそうした戦略に役立てるためのものです。 続きを読む »
きずなNo.906(2012年10月25日)
きずなNo.906(2012年10月25日)ができました。
21日はつらつ井原ふれあいフェスタ 好天の下大勢の来場者でにぎわう / 24日に井原市議会臨時会 緊急に公共交通の維持対策として6,220万円の平成24年度一般会計の補正予算
井原市議会臨時会
瀧本豊文井原市長は、きょう24日に井原市議会臨時会を召集し、緊急に公共交通の維持対策として6,220万円の平成24年度一般会計の補正予算などの議案を上程しました。議案説明のあと質疑し、本会議は一旦休憩に入りました。直ちに全議員参加の予算・決算委員会(写真左)が開催され、上程された議案について質疑と討論を行いました。質疑の中で私は「定期券購入者に行政として何らかの援助をすべきだ」と強く要望しました。委員会での討論の結果、全会一致で議案を可決しました。その後、本会議を再開し、委員会での審議結果を委員長が報告し質疑・討論を行い、本会議でも全会一致で可決しました。先に、井笠鉄道株式会社が、バス事業を10月末で廃止するということを明らかにしたことを受け、関係自治体が度々会議を開いてきました。その結果、井原市としては当面、井原町の「井原バスセンター」(写真右)の土地と建物を購入する。また、来年3月末までの福山の株式会社中国バスへの、井原~笠岡線、井原~福山線の2路線に対する運行維持費補助金と、同じく来年3月末までの矢掛町の北振バス株式会社への、市内循環バス「井原あいあいバス」6路線の運行費補助金を緊急的に予算化したものです。
可決した補正予算の内容は次の通りです。
井原バスセンターの土地・建物の購入費 ・・・・・2,751万円
(株)中国バスの2路線運行に対する補助金 ・・・・・1,410万円
北振バス(株)の井原あいあいバス6路線の運行などに対する補助金・・・・・2,059万円 続きを読む »
しんぶん赤旗記事/「きずな」の原稿づくり
きょうの潮流
どうしてこの人物は人の気持ちを逆なでしたり、傷つけることを平気で口にするのでしょうか。いまさらながらの石原慎太郎東京都知事です▼「エゴでナンセンス」。米軍横田基地の周辺住民が、夜間や早朝の米軍機飛行の差し止めを求めて訴訟を準備しています。それに対する石原都知事の発言です▼テレビや会話も聞こえないほどの騒音被害。非人間的な生活を改善しようとする住民の行動を、エゴ=自分勝手、ナンセンス=意味のないこと、というのでしょうか。それをいうなら矛先がちがいます▼いま沖縄をみても一目瞭然、いつまでも米軍基地が居座るために、日本国民の苦しみはつづいています。くり返される米兵の犯罪、安全無視のオスプレイ配備、そして騒音被害。日本共産党の志位委員長は先日、米軍基地の全面撤去を求める書簡をオバマ米大統領に送りました▼横田基地に話を戻せば、首都の住宅地に東京ドーム153個分に匹敵する広大な土地を占有されています。都知事が都民の代表ならば、日米両政府に「エゴでナンセンス」な米軍基地を返してと迫るべきでしょう▼それにしてもこの人の暴言はとまりません。尖閣諸島問題で「日本は戦争の覚悟を示せ」とあおったり、いまだに中国を差別的な意味をこめて「支那」と呼んだり。以前、母語をけなされたフランス語の学校長は石原都知事をこう評していました。「オリンピック精神はすべての差別と相いれない。それを理解できない人が五輪招致などおこがましい」と。
きょうもしんぶん赤旗読者ニュース「きずな」の原稿づくりをしました。あす24日には井原市議会臨時会が開かれ、井笠バスの事業撤退関連で、一般会計の補正予算が上程され審議されます。