1時間で100台ほど・・・
奈義町現代美術館での「上西竜二展 ー真実ー」
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きょう(3日)午前8時40分に我家を出発し、一路、県北の奈義町にある「奈義町現代美術館」へ。当美術館ギャラリーで4月29日から5月22日まで開催されている井原市在住の上西氏の「上西竜二展 ー真実ー(リアル)」(写真左)の招待券をいただいていたので観に行きました。上西氏の展覧会はできるだけ観に行かせていただいていますが、この度も素晴らしいリアルな作品が展示されていて感動しました。ちょうどご本人に会場で会え、お話もできました。 当美術館は初めてだったので、常設展も観ました。パンフレットによると「建築家とアーティストが共同制作した空間的作品ーNagi MOCAは、未来の美術館のあり方を公共の施設として世界で始めて展示し、実現した美術館です。」と有るように、4氏の空間(太陽(荒川修作氏+マドリン・ギンズ氏)、月(岡崎和郎氏:写真右)、大地宮脇愛子氏)を観ましたが、今までの美術館には無いものを感じました。 帰りに「ファーマーズ・マーケット ノース ヴィレッジ」や帰路の途中にある他の「道の駅」などに寄りながら午後5時20分に我家へ帰り着きました。
米兵犯罪 国民に犠牲強いる「公務」とは
きょう(2日)のしんぶん赤旗日刊紙に次のような「主張」が掲載されています。あまりに理不尽な日米関係に怒りがこみ上げてきました。一般の新聞にはこんなことはほとんど報道されません。是非みなさんお読みください。
沖縄の米空軍基地や山口県岩国基地の米軍属が交通事故で日本人を死亡させたにもかかわらず、日本の検察が不起訴処分としたことに怒りが広がっています。
検察が米軍属を不起訴処分にしたのは、米軍から「公務証明書」が送られてきたからだというのが日本政府の説明です。交通事故で日本人を死亡させた罪は重大です。日本の手で裁くのが当然です。米兵であれ軍属であれ、米軍が「公務中」とさえいえばうのみにし、不起訴処分とするのでは、日本は主権国家といえません。
米軍の勝手な運用
沖縄ではことし1月沖縄市で、米空軍基地の軍属が運転する自動車が対向車線に進入し、軽自動車に正面衝突して日本人青年を死亡させる事故がおきました。自動車運転過失致死罪であり法定刑が7年以下という重い罪です。
にもかかわらず政府は、「職場から帰宅する途中」(法務省官房審議官)という説明で「公務中」と判断し、不起訴処分にしました。所要の裏づけ捜査をしたとはいいますが、被害者の母親は、10分前に基地をでたことを示すタイムカードで「公務が証明されたといえるのか」と怒っています。帰宅途中にどこかに立ち寄ったのではないか、事故のさい飲酒の検知を行っていなかったのではないかなどの疑問にもこたえていません。
今回の事故対応でも、米軍がだした「公務証明書」を検察が検証し、反論する姿勢がみられませんでした。それは基地と自宅の往復や公の行事で飲酒した場合の運転でも「公務」と認めた1956年の日米密約に従っているからです。56年の密約は72年の法務省刑事局長の「マル秘」資料にも収録され、いまも日本政府の手をしばっています。「公務中」を理由に日本の刑事裁判権を放棄した米軍地位協定の抜本的見直し以前にも、こうした密約による理不尽な米軍特権を正すことが重要です。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員の追及もあって、公の行事での飲酒が「公務」だという米側の言い分について、外務省も「社会的通念に合わない」と認め、日米間協議を始めるまでになっています。帰宅途中の自動車運転を「公務」とする密約も政府は米側と協議し、早急に是正すべきです。
米側が第1次裁判権をもちながらその処分がきわめて軽いのも大問題です。昨年9月日本人を死亡させた犯人の岩国基地の軍属は、裁判を受けることもなく懲戒処分ですまされ、わずか4カ月間運転が制限されただけです。それも通勤を除いてです。しかも日米合同委員会の合意で処分結果を日本側に知らせることになっているのに、正式に通報さえしていない事例が多いのは許せません。
地位協定の見直しを
米軍属を不起訴処分にした政府に抗議の声が広がっています。沖縄県議会は日本政府への抗議の意見書と米軍への抗議決議をあげました。嘉手納空軍基地に隣接する沖縄市や嘉手納町の議会も抗議決議をあげています。政府は沖縄県民の声にこたえ、「公務証明書」を免罪符にする米軍のやり方を直ちに改めることが不可欠です。
沖縄県民の総意に反して名護市辺野古への新基地建設の企てをやめるとともに、政府は県民が切実に要求している米軍地位協定の抜本的見直しをめざすべきです。
きょうは八十八夜。♪♪夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・♪写真は我家の菜園(専ら妻が花の咲いてない場所を耕してささやかに野菜作りをしている)に少し前から所狭しと若葉だ出て、今では様々な花が咲き誇っています。いよいよ夏も間近に迫ってきました。と言ってもその前に鬱陶しい梅雨の時期がありますが・・・。
八日目の蝉
水谷建設のヤミ献金 小沢元代表の説明求められる
しんぶん赤旗日刊紙のきょう(30日)の「主張」を次に紹介いたします。
5000万円の入った紙袋を「テーブルの下で目立たないように渡した」そうです。小沢一郎民主党元代表の秘書ら3人が政治資金規正法違反の罪に問われた裁判で、三重県の中堅ゼネコン・水谷建設の元社長が、ヤミ献金提供の様子を生々しく証言しました。
水谷建設の小沢事務所へのヤミ献金疑惑は、「しんぶん赤旗」日曜版が2年前の11月から詳細に報じ、小沢元代表の疑惑の核心となっていました。金を運んだ当事者が公開の法廷で語ったヤミ献金の証言は重く、小沢氏に国民への説明責任を突きつけています。
隠ぺいの動機が
秘書らの裁判は、小沢元代表の資金管理団体「陸山会」の巨額の土地取引で、購入資金の原資となった小沢元代表からの4億円の借入金を政治資金収支報告書に記載しなかったことを問うものです。
なぜうその記載をしたのか。検察側は冒頭陳述で、水谷建設が小沢元代表の地元・岩手の胆沢(いさわ)ダム工事受注の謝礼として2回計1億円のヤミ献金をした時期が、陸山会の不動産取得の時期と重なっており、「記載すれば4億円の原資が胆沢ダム工事受注謝礼の違法な資金と追及されるおそれがあった」ことが動機だとしました。
元社長の証言で、小沢事務所の公共事業支配は、ここまで強烈なのかと驚かされます。
元社長は、ダム工事の下請け受注をねらって、小沢事務所で工事受注を取り仕切っていた大久保隆規被告を訪ねたさい、「来るのが遅い」と叱責されたといいます。なんとか取り入ろうと、大みそかに松阪牛と100万円を大久保被告に届け、料亭での接待も重ね、受注を了承されたときには、1億円のヤミ献金を命じられて唯々諾々と従うしかありませんでした。
元社長は「小沢事務所に反対されれば参入できない」といい、首尾よく受注できたのは「小沢事務所と大久保秘書の協力のたまものと思います」と証言しています。
公共工事を錬金術の種にし、税金から多額のヤミ資金を得る小沢事務所の体質だから、それを隠すために政治資金規正法など平気で踏みにじったという検察の主張の説得力は増しています。
大久保被告らはヤミ献金受領の事実を全面否定しています。被告側弁護団は、元社長の証言の変遷などをあげ、信用性を否定しようとしました。しかし、元社長の証言は、本紙の取材に応じたときから一貫しており、揺らいではいません。検察の支配下にあって虚偽を述べているとも思えません。
その証言の迫真性とともに、「会社としての反省、申し訳ないという気持ちがあり証言した」という説明は、素直であり、信頼性を感じさせます。
核心はゼネコン疑惑
小沢元代表は、自民党竹下派時代から公共事業に強い支配力を持ち、「天の声」を発することで多額のゼネコン資金を得てきたという多くの証言があります。
水谷建設のヤミ献金について、小沢元代表は「まったくでたらめ、そのような事実はない」としか説明していません。自らが政治資金規正法違反に問われた事件でも、裁判を控えていることを理由に国会での証言から逃げました。ヤミ献金を贈ったというゼネコン側の証言を前に、このままだんまりでは国民は納得できません。
三宅・下間兄妹展 *エビネ蘭展
きょう(29日)から5月1日(日)まで井原市民ギャラリー(田中美術館横)で「三宅興太郎・下間千和 兄妹展」が開催(写真)されています。三宅氏(元井原市教育長)の作品29点、下間さんの作品16点が展示されています。三宅氏の作品は、これまでも様々な展覧会で度々観ていますが、その時はせいぜい2~3点のものでした。この度のように大作3点を含めあれだけの作品が一堂に展示されていると圧巻です。しかも、妹さんの清楚で爽やかなで繊細な作品の2人展を観せていただいて、私も妻も大満足でした。
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井原市民会館では、きょうから5月3日(火)まで備中井原エビネ会主催で「エビネ蘭展示会」が開催(写真)されています。関係者の話では「去年非常に暑かったし、今年はいつまでも寒い日が続いたので生育が非常に悪い」とのことでした。確かに出展の鉢数も少ないし、花の咲き具合も遅く、蕾の状態で出されている鉢もいくらかありました。しかし、咲いている花(写真)はさすがに蘭で、気品のあるものでした。今年も1鉢買って帰りました。








