今日は午前中は赤旗配達と事務処理に時間を費やし、午後からは学校給食に関する様々な要望を市教委に伝え改善を求めました。夕方はどうしても見たかった映画「沈まぬ太陽」を見に行きました。「沈まぬ太陽」は以前に本で読んでいたので著者の山崎豊子さんが訴えたいことは理解できていましたが、改めて映画で見るとまた感動でした。主人公の恩地が息子に「波に逆らい続けてきたが、逆に波に乗り続ける方がいつ降り落ちるか心配なんだ」との言葉よくわかります。映画に出てきた「金と色気」で政治が代わり人が変わりそして裏切りの連続。人を信じることの大切さをそして「正しいことを正しいと言い抜く」困難さと大切さしみじみと・・・私も役場職員時代、3年間の岡山市にある自治労連県本部での組合専従を終え役場への復帰、原則である元職復帰(教育委員会の時に専従になったので教育委員会に戻る)をさせずに、当時は超過密長時間労働であったケーブルネットワーク金光に出向になり、家族に淋しい思いをさせた4年間が脳裏に浮かびました。10分の休憩を挟んでの3時間半見ごたえがありました。
札幌での市町村議会議員研修会二日目の報告です。選択講座は「基礎から学ぶ、子育て、教育政策」に出ました。講師は河野和枝さん(北星学園大学準教授)。①子育て支援対策の推移と施策の課題②新教育基本法と教育政策の課題③子育て・教育の未来(子どもにやさしいまちづくり~自治体行政の役割)の講義でしたが新教育基本法は道徳規範が前面に出されるなど問題点が多い、今後の課題としての不登校、中途退学者のための再スタート学校の充実、自由・闊達な授業の展開、子ども権利条約の大切さなどなど共感できることがたくさんあり今後の議会での議論に役に立ちそうです。また子どもや青年の貧困にも焦点があてられ、「家に車があり、同じような格好をしているので貧困が見ずらくなっているが、お金や人間関係の点でためがない人も多く、助けてと言える環境づくりが大事と強調されていました。私のところにも貧困を象徴するような相談が数多く寄せられますが、是非助けてといってほしいと思います。
札幌からの発信です。今日と明日は札幌で市町村議員研修会です。今日は神原勝氏(北海学園大学教授)の記念講演などを聞きました。明日は子育てと教育の選択講座に参加してみっちり学習します。もちろん飛行機(5回目)に乗りましたが高所恐怖症で苦手です。せっかくですからおいしい魚でもいただきます。午後からは寒くなりました。明日は雪かも・・・・
桑野和夫 日本共産党 浅口市議 携帯090-4698-4070 tel.0865-42-6329 メールはこちら 08年2月11日公開