桑野議員、12月議会質問を議会議事録から抜粋してお知らせします。
桑野議員、12月議会質問を議会議事録から抜粋してお知らせします。
2月16日(月)浅口市議会産業・建設常任委員会を傍聴しました。委員会は鴨方駅及び駅周辺整備事業について議論され、JRとの協定書(案)が報告されました。協定書ではJR西日本による代行発注・・・通路施設(EV新設、自由通路設置、公衆トイレ及び付属設備等)JR西日本の施工・・・鉄道施工(橋上駅舎、ホーム拡幅等)の工事で総額は1、440、773千円で浅口市が1,418,756千円JRが22,017千円の負担としています。
総額は約18億8千万円で協定書の総額との差額が約4億4千万。これが北と南の広場の用地費と工事費になります。完成は平成23年3月の予定。財源はまちづくり交付金が40%で7.5億 合併特例債が57%で10.7億(交付税措置70%で7.5億、償還は3・2億)市費が3%で0.56億 ということで純粋な市費は3・77億といううまい話!?
今日特に議論になったのはJRへの代行発注の部分の契約(4.8億)。説明によると業者選定はすべてJRに丸投げ。ご丁寧にJRは入札でなく随意契約で業者を選定するとのこと。いくら安全対策(JR内の工事なので経験のある業者)とは言え透明性の問題等今の時代にそぐわないのでは!今国会では、かんぽの宿の問題で紛糾しています。
いずれにしろ19日にはJRと協定を結ぶとのこと、25日臨時議会で議会の承認が求められます。慎重な審議が必要です。
2月13日(金)浅口市議会民生常任委員会が開催され出席しました。委員会はまず緊急雇用創出事業について説明が行われました。その他では執行部から4月からの保育園の民間委託が順調に進んでいること。子育て応援特別手当(支給対象H14/4/2~H17/4/1に生まれた第二子以降。一人36,000円支給)について。浅口市廃棄物減量等推進審議会の答申。また新年度国保税を繰越金1億2200万円を活用して平等割4,000円/年を引き下げると報告しました。
その他で私は、1)新年度からの介護保険料の基準額は 2)後期高齢者医療制度で滞納者の数及び資格証明書を発行しないよう広域連合に働きかけてほしい 3)保育園の民間委託に伴う職員の配置は 4)困った人が利用しやすい生活保護の運用を 以上4項目を質問。
執行部は、1)現在4920円が新年度4500円/月の予定 2)普通徴収者約1000人で現在40人 4月の市長会で市長に発言してほしいと要請する 3)希望を取っており希望どおりにしたい 4) 居住地なしー入院先からの申請受ける場合がある。公園からは検討したい。決定の期間ー緊急の場合職権でやる場合はある。 稼動能力ー自立促進のため一時的に決定する場合はある等と答えました。
なお、国保税と介護保険料ですが日本共産党市議団は繰り返し引き下げを求めてきました。昨年9月の民生委員会でも私は繰越金を活用して高すぎる国保税を引き下げるよう質問。執行部は新年度の税率を決める時に検討したいと答えていました。
2月12日浅口市議会総務文教常任委員会が開催され傍聴しました。委員会はまず請願・陳情について審議され、私が紹介議員の「消費税の増税反対に関する請願について」などすべて継続審査になりました。づづいて日本共産党市議団などが採択を求め、以前採択された「非核平和浅口市宣言の採択を求める請願」に基づき「非核平和都市宣言に関する決議」について審議され全会一致で採択されました。
その他では執行部から1) 定額給付金はプロジェクトチームを庁内に設置。臨時議会で事務費を補正予算計上、3月議会で給付金を補正予算計上させていただく 2)緊急雇用創出事業とふるさと雇用再生特別交付金事業の内容及び2月・3月での募集 3)寄島図書館と資料館が4月1日オープン 4)物価の上昇で4月1日から給食費1食35円値上げ等が報告されました。
なお、「非核平和都市宣言に関する決議」は以下のとおりです。
真の恒久平和を実現することは、全世界共通の願いです。しかしながら、国際社会においては、武力紛争が絶えず、とりわけ核兵器の存在は、世界平和に深刻な脅威をもたらしています。わが国は、世界唯一の被爆国として、核兵器の恐ろしさと今なお続く被爆者の苦しみを全世界の人々に訴え続け、再び、あの広島・長崎の惨禍を繰り返させてはなりません。浅口市議会は、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念に基づき、安全な平和な都市を創造していくため、非核三原則の堅持と核兵器廃絶を強く願い、ここに「非核平和都市」を宣言します。
1月16日に開かれた浅口市議会産業・建設常任委員会を傍聴しました。
まず委員会は、浅口市鴨方町の国道から南の区画整理事業に伴う洪水調整池の二度に渡る崩落事故について議論されました。(写真中心が工事が進む区画整理地。郵便局の左側ビニールシートの箇所が崩落現場)
執行部は、アクワトラップという製品を使用した経緯等を説明。崩落原因について「計算上は問題なかったが完全な原因はわからない。引き続き調査する」とし、今後事故のないように市で詳細設計をして復旧したい。費用については業者と交渉し、責任の所在(メーカーか施工業者等)も明らかにしていきたいと話しました。
委員会はその他の項で委員から、金光町大谷地区の市道屋守大谷線の工事について、市道の改良工事の関係で参拝者は下淵の駐車場から大谷の商店街を通らずに金光教の境内に行くようになった。大谷の住民との合意は取れているのか等の質問が出され今後議論されることになりました。
12月25日(木)浅口市議会産業・建設常任委員会を傍聴しました。この日の委員会は、水道事業(上水分水先)について議論されました。この問題は、12月18日付けの山陽新聞で「笠岡市が浅口市からの水の売却の申し入れに対し正式に協議に入ることを笠岡市議会の委員会で報告」等の記事を受けて開かれました。委員会では大室副市長が新聞報道にある「購入先を企業団に統一することを決断」についてはその事実はないとし、今後ゼロベースから検討していく旨の報告があり、了承されました。
浅口市の水道水は金光町は以前から倉敷市からの分水、鴨方町と寄島町は西南水道企業団から水の供給をうけています。国が2007年7月倉敷市に「金光への水の分水は水道法上好ましくない」と指摘があり浅口市として検討しているところです。 企業団全体では金光分からの水使用料が入れば全体の給水単価は下がります。しかし浅口市は企業団に高額の権利金を支払わなければならずさらに6から7億とも言われている配水管工事費はどこが負担するのか、市民の負担にならないのか、倉敷市との関係はどうなるのか等々検討しなければなりません。いずれにしても市民本位の立場からこの問題考えていくべきです。
桑野和夫 日本共産党 浅口市議 携帯090-4698-4070 tel.0865-42-6329 メールはこちら 08年2月11日公開