岡山民報社が発行している「岡山民報」第1997号、ゆったり「石仏の旅」(岡山民俗学会名誉理事立石憲利氏編纂)のコーナーで「子授けに御利益のある地蔵」が掲載されていますので紹介します。
この地蔵は浅口市金光町の地頭下の古池(西側)の土手にあり、センダンの根元に祀られています。この地蔵さんを斜めから撮った写真が上の写真ですが、子授かりの理由がお解かりでしょう。大阪の女性漫才コンビもたびたび参ったそうです。地蔵は高さ165センチの細長い自然石の下方に立像が浮き彫りされています。ちょうど200年前に建立されたようです。
地蔵のそばの小さな木に歌を書いた板が吊されており「せんだんの たかきかもとにゆかしくも ぢざうまつれる こころゆたけし」とあります。記事では野次馬心で詠んでものだろうと書いてあります。