昨年の夏の記録的な猛暑により岡山県南部を中心に「ヒノヒカリ」の規格外米が大量に発生。農家のみなさんから「そうでなくても農業が立ち行かないのに大打撃」との声が大きくなり「米つくって飯くえない」の叫びが切実さを増していました。こうした中、井笠地区農業共済事務組合は関係機関との協議を重ね支援策を検討、この度基準に合致した営農者に対して、平成22年度産「ヒノヒカリ」を対象に10aあたり5000円を営農支援金として交付することが決定され、2月7日以降交付見込対象者全員に通知をされることになりました。なお倉敷地区農業共済事務組合の管轄は3000円の支援金になります。
この問題で私は、昨年12月の浅口市議会の一般質問で民主党の戸別所得補償制度の問題点を指摘すると同時に、生産者米価の大暴落についての対応を質し、栗山浅口市長は「井笠地区農業共済事務組合の副管理者でもあるので、品質の低下は補償の対象外ですが、組合で農林水産省へ要望して承認をいただいている。今後関係機関で事務協議が進められる」と答えていました。
詳しくは農業共済事務組合にお尋ねください。