7月21日(月)浅口市寄島町サンパレアで開かれた、福嶋リハビリテーション学院主催の特別講演会に参加しました。講演会の講師は浅野史郎前宮城県知事で「地域福祉とはなにか」と題して講演。
浅野氏は元厚生労働省の課長という経験も生かし、ユーモアーたっぷりに話しました。特に印象に残っているのは障害者も含め人間がなんのために生きているかについて「昨日出来なかったことが今日は出来るようになったなど進歩のためではないか」と強調。地域の底力で世直し、国づくりをしようとまとめました。
質問では「社会保障費が抑えられていることをどう思うか」などが出されましたが浅野氏は「消費税増税なども含め政治家の決段が必要」と答え、増大する軍事費や行き過ぎた大企業への減税の二つの聖域にはふれることはありませんでした。