昨日までに「TPP亡国論:中野剛志著:集英社新書」を読みました。今話題のTPP。この本では、「第三の開国」というが、日本の平均関税率は2.6%でアメリカより低く、穀物自給率はわずかですでに開国している。デフレ化での貿易自由化はさらなる実質賃金の低下や失業の増大を招く。TPPは実質的にはアメリカとのFTAなどと解明しています。
これから読む本は「被災地に寄りそう医療:稲光宏子著:新日本出版社」です。宮城県・坂総合病院などの民医連(全日本民主医療機関連合会、この辺りでは玉島協同病院などが民医連加入)の被災地でも救急活動を描いたものです。「しっかり生きよう」「もう駄目、と思っても人間は」など目次を見ただけでも感動的です。