12月25日(木)浅口市議会産業・建設常任委員会を傍聴しました。この日の委員会は、水道事業(上水分水先)について議論されました。この問題は、12月18日付けの山陽新聞で「笠岡市が浅口市からの水の売却の申し入れに対し正式に協議に入ることを笠岡市議会の委員会で報告」等の記事を受けて開かれました。委員会では大室副市長が新聞報道にある「購入先を企業団に統一することを決断」についてはその事実はないとし、今後ゼロベースから検討していく旨の報告があり、了承されました。
浅口市の水道水は金光町は以前から倉敷市からの分水、鴨方町と寄島町は西南水道企業団から水の供給をうけています。国が2007年7月倉敷市に「金光への水の分水は水道法上好ましくない」と指摘があり浅口市として検討しているところです。 企業団全体では金光分からの水使用料が入れば全体の給水単価は下がります。しかし浅口市は企業団に高額の権利金を支払わなければならずさらに6から7億とも言われている配水管工事費はどこが負担するのか、市民の負担にならないのか、倉敷市との関係はどうなるのか等々検討しなければなりません。いずれにしても市民本位の立場からこの問題考えていくべきです。