浅口市議会がきょう開会しました。昨日、質問通告書を議長宛に提出しました。この間、市民のみなさんから出された要望です、実現できるように頑張ります。内容は次のとおりです。
1 中小企業振興について・・・企業誘致に力点を置くのではなく、地域にある力、産業を育成し、雇用を増やす振興策を進めてほしい。中小企業振興条例を制定して、中小企業・地場産業、商店街への支援を抜本的に強化してほしい。
2 タクシー利用助成について・・・あさくちふれあい号の運行に併せてのタクシー利用助成の概要は。同時に障害者や喘息患者等への助成を実施してほしい。
3 雑草のある土地や倒壊のあそれのある家屋への対応について・・・民地で雑草の恐れのある家屋がある場合、防犯上・安全上そして環境の面でも問題があります。条例等を制定して対応できるようにしてほしい。
4 JR金光駅の整備について・・・金光駅整備に向けた基本構想の方向性はどうお考えか。南口での改札の協議はどうなっているか。
浅口市議会の議会改革特別委員会に出席しました。この委員会は議員の歳費、議会運営などのあり方を議論するために設置されています。今日は一般質問を「一括質問一括答弁」か「一問一答方式」にするなどの質問の形式や政務調査費の内容について議論されました。
私は質問は一問一答の方が論点が鮮明になり、質問をテレビで見る市民のみなさんもわかりやすいので是非この方式でと主張しました。政務調査費は市民から見て疑問の余地がないような使い方が求められています。
しかし、なかなか議論が進みません。
浅口市議会2010年12月議会 桑野議員の発言と当局答弁を、市議会会議録から抜粋し紹介します。
>> 市議会2010年12月議会 桑野議員の発言と当局答弁 PDF254KB
今日開かれた浅口市議会産業・建設常任委員会を傍聴しました。委員会は執行部から4月1日から「浅口市消費生活センター」の開設について報告されました。市ではこれまでも相談員を配置して消費生活に係る様々な相談を受けてきましたが一層充実させるため開設するようです。お困りの事があれば市役所の産業振興課(電話44-9035)に連絡してください。なお、日本共産党の生活相談でも多重債務の相談、クーリングオフなど相談できます。
その他では道広ひろ子議員が「住宅リフォーム制度」の実施を要望。この住宅リフォーム制度は、経済政策として、市が住宅のリフォーム工事をしようとする市民に補助金を出し、市民は市内の中小企業者に仕事を発注するものです。長引く不況で業者も市民も生活は大変ですがそれを支援しかつ、大きな経済の循環が行われるとして注目されています。執行部は慎重に検討したいと答えました。
2月1日付けで浅口市議会の会派の異動がありました。清風会だった岡邊正継議員が脱退したとのことです。何があったかは知りません。浅口市議会は3人以上で会派が結成できますが、これで浅政会10人、清風会4人、無会派6人になりました。(以下順不同 敬称略)
浅政会 田口 桂一郎(代表) 大西 洋平 高橋 範昌 藤沢 健 柚木 毅 中西 美治
原 彰 平田 譲二 竹本 浩司 伊澤 誠
清風会 井上 邦男(代表) 畑中 知時 青木 光朗 加藤 淳二
無会派 香取 良勝 大西 恒夫 岡邊 正継 佐藤 正人 道廣 裕子 桑野 和夫
浅口市議会の総務・文教常任委員会が開かれ出席しました。委員会は外国語活動及び英語教育について、昨年12月議会の最終日に教育長が特別に報告した内容(小学校4.5.6年中学校全学年は週1時間の協同授業、小1.2.3年生と幼稚園は月1回程度等)を改めて報告。この問題では、委員会軽視という批判もあったためか親切な説明が行われました。私からは、この計画で1年か2年行い、保護者などから改善の要望が出されれば充実する気持ちがあるのか質し、教育長は「その場合真摯に検討して対応したい」と答えました。
また関連して、4月から本格実施される不登校の子ども達を対象にした適用指導教室について、心配な面を質問。執行部は「実施する阿藤白海記念公園への送迎は自力でを目指したいが保護者の送迎になるケースもある。全く学校に行けない子が対象で例えば保健室には行ける生徒などを集める事はしない。中学校でのカウンセラーの先生などもいままでどおり、学校とよく連絡を取り合いと適切な対応をしたい」と答えました。
運行路線
またその他で執行部からは名称が決まった浅口ふれあい号のルートや時間、停留所などが図面により説明されました。
バス停の表示
昨日浅口市議会の12月定例会が終わりました。最終日は採決などが行われ、執行部の提出議案はすべて全会一致で可決。議員発議の議員報酬の一割カット。議員定数を次の選挙から20を18にする。議長交際費の半額はすべて否決されました。また全員が委員の議会改革特別委員会の審議促進の決議は可決されました。
私は議員発議の議案のうち、議会改革特別委員会の審議促進の決議以外は反対しました。反対の理由ですが議員報酬については以前にブログに書きましたから割愛します。議員定数の削減に反対した理由ですが、そもそも議会は「合意形成」をはかって執行機関に対抗するものではないと思います。各会派や様々な議員によって多様な民意を執行機関に反映させると言うのが議会制民主主義です。定数が減るとどうなるか、大親分の集まりになり、談合が行われる可能性さえあるからです。
また議長交際費については、以前は賛成しましたが、その後議会改革特別委員会ができ、その中の案件にも入っており、また議長から削減案も出されているために今回は反対しました。
なお最終日には、教育長から外国人英語教育について報告があり、学校現場からの要望、議会での審議や保護者からの意見も尊重し、外国語指導助手を5人(当初案は3人)にして、中学校は今までどおり週1時間の協同授業を行う。また幼稚園も含め1年生から3年生も、その他の教育活動への活用が校(園)長の判断で実施できるようにするとしました。
私も、この間委員会質問も含め、頑張ってきたのでうれしいです!