2月18日(月)浅口市議会の民生常任員会を傍聴しました。
この日の委員会では、請願・陳情が審議されました。審議結果は以下のとおりです。
1 後期高齢者医療制度に関する請願ー継続審査
2 原爆症認定制度の抜本的見直しの意見書の送付を求める請願書ー継続審査
3 労働法制の拡充の意見書採択を求める陳情書ー不採択
4 最低賃金法の抜本改正と均等待遇の実現を求める陳情書ー不採択
5 JR不採用事件の早期全面解決を求める陳情ー不採択
6 安全な医療と看護・介護の実現、地域医療拡充をはかるため、医師・看護婦等の大幅な増員を 求める陳情書ー採択
7 保険でよい歯科医療の実現を求める意見書の採択を求める陳情ー採択
なお、この中の「後期高齢者制度に関する陳情」は、私が紹介議員になったものです。
今年の4月実施予定のこの制度をめぐっては、抗議の署名が200万を超え、地方議会での意見書採択も505自治体(全体の28%)にのぼり、「棺おけをならべておいて早く入れと言っているような制度」と高齢者を中心に怒りが広がっています。
この怒りは、新たな負担(保険料の単純平均(月:6703円年:80443円)はもとより、保険料が年金から天引きされ、払えなければ保険証を取り上げられる。保険のきく医療が制限されるなど「人間の尊厳を否定する」ものです。
制度の実施の中止・撤回を求めていきたいと思います。
また、この委員会ではこの後期高齢者医療制度また同じく今年4月から始まる「特定健診」について報告され、加えて浅口市立保育園の民営化受託業者を決定したことが報告されました。(下記)
○(仮称)新若葉保育園ー社会福祉法人 明光会 金光町佐方1581番地
○(仮称)新六条院保育園ー(仮称)社会福祉法人 聖華会 鴨方町小阪東2815番地2
2月16日(土)岡山市で開かれた公開講座「公共サービスをまもる政策・運動の視点」に参加し学習してきました。
この講座は、自治体問題研究所が主催。弁護士の尾林芳匡さんが講演しました。
尾林さんは「民営化は財政難からでなく財界がもうけるためのもの。文化・スポーツ施設などの公の施設の管理をまかす指定管理者制度は、設備投資の費用は住民負担なのにもうけは企業が持って帰ることになり根本的に問題がある。住民サービスも低下する可能性がある」などと指摘。公共サービスをまもる重要性を強調しました。
今年総選挙必至の情勢のもと、2月14日東つよし県国政対策委員長と終日一緒に街頭宣伝をしました。(写真は金光町佐方での宣伝行動)
午前中は里庄町に行き、徳永和子里庄町議と宣伝。
午後からは地元浅口市に入り、道広ひろ子市議と寄島で宣伝。その後は鴨方・金光と回り、この日計16箇所で「政治を変えたいという思いを日本共産党に!」「くらしを守り、平和を守るために日本共産党を大きくしてください」などと訴えました。
それにしても寒かった・・・・
この程、年四回全戸配布(金光町)しているあさくち民報(日本共産党浅口市議団の議会報告)の愛読者から私の家に感謝の手紙(写真)が届きました。
この手紙は古風な便箋に達筆で「民報が手元に届くことにより、毎日の生活が安心感にひたされています」などと書かれています。こんな感謝のたより本当に元気が出ます。ありがとうございました。
2月12日日本共産党浅口市議団(道広・桑野両市議)は、原油高騰による影響の調査を行いました。(写真は寄島漁港)
この日訪ねたのは浅口市の寄島町漁業協同組合。販売部の三宅さんから話を聞きました。
三宅さんは「寄島は底引き網漁とカキの養殖が中心。原油の高騰で影響を大きく受けるのは網漁の方で、漁に出ると一日で約120ℓのA重油をたく。漁師が買うA重油の値段は現在94円(税込み)で13年前の倍、去年の同時期に比べて約20円のアップしている。これでは漁に出ても赤字になることもある」と話します。
またカキの養殖については「昨シーズンはノロウィルスの影響で売れず、今シーズンは夏の高水温の影響でカキが少なくて大変。寄島の魚はおいしいと評判ではあるが{取れない:高く売れない:食べない(消費者が)}これでは生活できない。行政もいろいろな面で手助けをしてほしい」と訴えていました。
なお、この日はJA岡山西金光支店にも出向き農業の影響についても調査しました。
2月10日、浅口市社会福祉協議会が主催した。福祉浅口映画会で「1リットルの涙」を見ました。
(会場 寄島会場ーふれあい交流館サンパレア)
難病の「脊髄小脳変性症」と闘いながらも、ひたむきに生きようとする主人公に感動しました。
同時に、障害があっても人間として生きていける社会を一層創ることの必要性を痛感しました。