浅口市の小・中学校での英語教育の問題が市民の関心になっている中、今日、浅口市教育委員会が開かれたため傍聴しました。会議ではまず英語教育に関わるこの間の経過について説明を受けた後、委員から質問がされました。
そして議案として「今後の外国語活動及び英語教育の変更について(11月24日に委員会で定めたものの変更)」が提案されました。主な内容は1)小学校は4、5、6、年で週1時間配置して学級担任と外国語指導助手(ALT)との協同授業を行う(変更なし) 2)中学校は各学年で週1時間配置して協同授業を行う(1年生だけを変更) 3)外国語指導助手(ALT)は原則として、5人にする。現在雇用されている小学校での外国語英語教師(NET)は平成23年3月末で雇用契約を終了する。(3人を5人に変更)
すべての問題が解決された訳ではありませんが、少なくても中学校の2、3年で協同授業が行われことは前進です。加えて会議の中で各委員が強調された「今後様々な意見を踏まえ、検討の余地を残す」とのことも含め、変更案は承認されました。
最後に清水教育委員長が「現場の意見を対等によく聞いてほしい」「大きな変更の時はもう少し検討する時間と資料がほしい」との要望が話され、教育長からも反省の弁が述べられました。
浅口市議会12月定例会での私の一般質問のケーブルテレビ放送日が決まりました。是非市内の方はご覧ください!
ケーブルネットワーク金光 12月26日(日) 18:15~ 21:15~
27日(月) 9:15~ 12:15~
笠岡放送 12月26日(日) 9:00~ 12:00~
18:00~ 21:00~
今日は浅口市議会の産業・建設常任委員会を傍聴しました。委員会では付託されている条例改正の議案や補正予算案などが採択されました。その他では執行部が浅口市都市計画道路見直しの方向と11月に行われた事業仕分けをもとに庁内で議論し1)浅口まつりは毎年6月末に開かれている麺まつりにに統合できないか商工会と協議している。2)鴨方駅の東西にある臨時駐車場は今年度で廃止することが報告されました。
また委員からは浅口市工業団地と都市計画の線引きの動向、金光駅前の整備等について質問があり、執行部は、工業団地は平成22年度は当初の構想の西地区の18haを概略設計中で、当面西を中心に整備していきたい。企業についてミクロものづくり協議会(8社)と協議中。線引きでは市長が県に要望し、県は浅口市のマスタープラン実現を支援したいとしており、どう進めるか市では勉強中。金光駅前の整備では、駅前のトイレについて、以前から要望があり、先日も駅前の方々が要望に来た。駅前全体の広場整備も視野に入れながらトイレについても検討したいと答弁しました。
今日は朝から浅口市鴨方のビックハットに第1回あさくちスポーツ雪合戦ジュニアカップ(総合型スポーツクラブあそぶところ・雪合戦教室の主催)に招かれ出席しました。記念すべき第一回大会には市内5つのソフトボールスポーツ少年団が参加。私は来賓あいさつをさせていただきました。
この雪合戦、7人同士で対戦。3分間の試合を三セット行い、二セット取れば勝ち、雪ならぬ布製のボールを相手めがけて投げあい、フラッグを取るかボールを当てアウトにする人数が多い方が勝利を収めます。ボールを投げる技術もさることながらチームワークと作戦も大きなウエートを占めます。
オールスターズはフラッグ賞も受賞!
結果、優勝は金小ソフト、準優勝は吉備小イケメンぞろい、第三位は吉備小オールスターズでした。
途中には金光公民館に金光キッズフェスティバルを見に行きました。展示の部舞台発表など子ども達のこれまでの学習の成果が発表されていました。(写真は下はスポーツ団体活動報告)
吉備小
竹小
金小
今日は浅口市議会総務・文教常任委員会に出席しました。委員会では議案の一般会計補正予算案と過疎地域自立促進市町村計画の策定について審議しました。その他では職員採用の件(新年度3人採用等)、事業仕分けされた研修バスの変更の件、小中学校における外国人英語教師の件などが報告されました。
新年度から今まで小中学校に一人ずついて、各クラスで週1時間行っていた外国人教師と日本人教師との授業を縮小。小学校4年生から中学校1年までにして、外国人教師7人を再雇用しないという件では議論が伯仲。私からは主に1)議会にいままで報告が全くなく議会軽視 2) 真剣に議論した英語教育研究委員会のまとめと新年度から措置がアンケート結果を含め結びつかない 3)特に中学校2・3年でやらないというのは中学校学習指導要領に照らせば後退である。などと追求。最後に「今度の方針は東大や京大に合格する一握りの子どもをつくるための教育である。二番三番の子ども達をたくさんつくるほうが子どもにとって幸せである。今回の方針は再考してほしい」と求めました。
結局、委員会では教育長が議会に報告していなかった事を謝罪、校長などから出されている要望書は教育委員会議で検討する。新年度からの措置は総務・文教委員長からも再度検討するような要請もあり、加えて委員長報告の中で、再考を求める旨を記載することになりました。 良かったです・・・・ (写真は金光中学校)
浅口市議会の12月定例会ですが、今議会では多くの市民が傍聴に訪れています。私の質問の時に二人(知り合いです)。昨日の加藤議員の英語教育の質問では、関心の高さをに比例して多くの傍聴者が来られました。今日は一般質問の三日目、道広議員が同じく英語教育について質問をしますから、おそらく多くの方が傍聴に来られるものと思います。
市民のみなさんが傍聴に来られ、市政に関心を持っていただく、本当に良いことだと思います。
浅口市議会は今日から一般質問が始まり私は4番目でした。持ち時間の1時間をほぼ使いきり頑張りました。行財政改革などの議論はかみ合いませんでしたがいくつかの前進回答がありましたので紹介します。詳しくは、「ケーブルテレビの議会放送」、1月の「あさくち民報」、2月の「あさくち市議会だより」または「市議会の議事録」などをご覧ください。
1)生産者米価の暴落で市で対応できないなら農業共済や農協に対応するように要請してほしいと質したのに対して、栗山市長はすでに井笠地区農業共済で国に要請しており、対応したいとの返事が来ている。(ヒノヒカリのみで詳細は事務レベルで調整中)
2)国保法44条に基づく減免制度について厚生労働省は今年9月に新たな基準を示したがこれに基づく市の減免制度の充実を求めたのに対しては国の基準に沿って充実したい。
3) 住宅耐震改修について補助制度の新設を求めたことについても新設したい
などと答えました。
少々疲れたので今日はこの後休養して、明日からは質問も聞きながら今週木曜日に開かれる総務・文教常任委員会での英語教育の問題などでの質問準備をしたいと思います。