高梁9条の会は1月13日午前、市主催の成人祝賀式会場(高梁総合文化会館)前で共同行動を展開。新成人へお祝いと憲法条文を掲載した「会ニュース」を配布しながら対話と9条を守る署名の訴え、シール投票など多彩な取り組みを行いました。
共同行動は、会結成(2005年)以来毎月継続して行っているもので、今回で89回目です。
◇ ◇ ◇
共同行動には、逸見良安・時光重孝・泉浩爾・小柴健夫各代表世話人をはじめ会員17人が参加しました。
この日シール投票参加者が57人、署名に応えた新成人は55人で、会へ寄せられた市民からの署名累計は9,372人になりました。(目標にしている有権者過半数の66%)
憲法9条を守るかどうかのシール投票には57人が参加。「守る」が35人(61%)、「わからない」が22人(39%)で前年とほぼ同じ率でした。また、「変える」に投票した人はゼロでした。(前年3%)
新成人は会員の訴えに、「9条は守る !」と明快に応えながら署名や投票する人、ビラだけ受け取って通り過ぎたあと「署名します」と戻ってくる人、「憲法の署名をしたか? 」と仲間同士で声を掛け合うグループなどがありました。
なお、高梁市の新成人は547人で、成人式に参加したのは301人でした。
◇ ◇ ◇
活動終了後、参加した会員からたくさんの感想が述べられました。
「多くの青年が真面目に応えてくれて良い雰囲気だった」「9条は守る!」とはっきりと言ってくれてうれしかったし元気が出た」「シール投票参加者のまじめさ、正直さが感じ取れて気持ちが良かったし、楽しかった」「署名の訴えでも、シール投票でも『よくわからない』という新成人が多く、今後の草の根からの青年に対する訴えが大切だと思った」。
◇ ◇
次回の第90回目の共同行動は、2月23日(日)10時30分から、成羽地域を各戸訪問して対話・宣伝・署名を訴える予定です。(集合は10時に市職労事務所、または10時30分成羽地域局前へ)
(高梁9条の会事務局記)
日本共産党高梁市委員会と市議会議員団(難波英夫・石部誠両市議)は12月14日、 近藤隆則高梁市長に対して「2013年度高梁市予算編成にあたっての要求・提言書」を提出しました。
要求・提言書には、今秋行われた市議選での公約や市民アンケート、各種団体との懇談会等で寄せられた、暮らし・福祉・農業・中小業者の経営・雇用・平和・教育を守り向上させるための90項目の願いがまとめられています。
特に今回は、国・県に対し、TPP参加反対・原発即時ゼロに・消費税増税の中止など、市民のいのちと暮らしを守る立場で、市長会を通じるだけでなく市独自でもハッキリものを言う行政を進めるよう求めています。
また、福祉・市民サービスの低下と必要な市職員の削減をもたらす「行財政改革」ではなく、地方自治法の主旨に沿い、住民福祉向上のための「民主的・効率的な改革」を行よう提言しています。
なお、申し入れ書では、「来年1月20日までに文書で回答するとともに、重点項目については市長と、また、具体的項目について各関係部長との個別の話し合いの場を持つこと」を求めています。
高梁9条の会は12月2日午前、落合町近似の稲荷神社霜月大祭会場で、88回目の共同行動(毎月実施)を行いました。
寒気が厳しい天候のもと、行動には泉・小柴代表世話人・会員16人が参加。参拝者に会のニュースを渡し、対話しながら憲法9条を守る署名を訴えました。
約1時間の行動で、157人から署名が寄せられ、署名累計は9,317筆になりました。(目標「有権者の過半数」の64%)
また、この日は、新日本婦人の会高梁支部(会員団体)から提起された「これが『赤紙』です」のチラシ(岡山県母親連絡会発行)も共同で配布しました。
参拝者の中には、会の幟を見て駆け寄り署名する人(40代女性)、一旦通り過ぎて戻り「いま書いとかんといけん署名ですね、戦争は絶対いけんから」(30代女性)と署名する人も。
また、衆院選挙間近で対話も政治談議が弾み「『国防軍』とか物騒なことを言う者を国会議員にしちゃあ駄目じゃ」(70代男性)「年金を削る政党には投票しません」と年金が頼りのお年寄り。「支持する政党はない」と語りながら署名する女性(60代)に会員は「憲法を守る政党・候補者に投票しましょう」と熱く訴えていました。
さらに、『赤紙』を初めて見た、という若い女性に会員は「これは『召集令状』といって、戦前はこの紙が届いたらみんな戦争にかりだされ大勢の人が亡くなったんです」などと説明し「二度と戦争させないために憲法9条を守る署名を」と訴えていました。
高梁9条の会は、憲法9条の「9」にちなみ、9月9日午前9時9分から、「憲法9条を守り生かそう」の決意をこめ、15寺院(下記)でいっせいに9つ「平和の鐘をつき」を行いました。
「平和の鐘つき」は、毎月の共同行動の一つとして一昨年から行っているもので、今回で3回目。鐘つきへの賛同・協力寺院は昨年より3寺院増え、特に今回は「市外の寺だが鐘つきに参加したい」という寺院もありました。
この日各寺院には、会員、市民ら合わせて16人が参加し、戦争で犠牲になられた方々への黙祷をささげたあとみんなで9つの鐘をつきあいました。(写真)
住職も「領土問題も粘り強い話し合いで解決を」
各寺院では、住職から「平和の鐘つきは有意義なこと、これからも継続してほしい」、「戦争を2度とさせてはなりません」、「尖閣、竹島問題で一部の軍国主義者の行動にのってはいけない。平和的で粘り強い話し合いによって解決すべき。それが憲法9条だと思う」、「9条を守るために私もがんばりたい」などと語られました。
参加者からも、悲惨な戦争体験の話や「歩くのが不自由になったが毎年参加している」(80代男性)、「これからも9条の会の活動に参加したい」(70代女性)、「維新の会、安倍元首相、石破元防衛相など改憲勢力が9条改悪へ動きを強めている中、会の活動はますます大切だ」(70代男性)などの決意や感想が寄せられました。
正 善 寺
|
大工町
|
寿 覚 院
|
寺町
|
道 源 寺
|
和田町
|
薬 師 院
|
上谷町
|
頼 久 寺
|
頼久寺町
|
観 泉 寺
|
落合町阿部
|
深 耕 寺
|
落合町原田
|
重 源 寺
|
川上町地頭
|
真 光 寺
|
有漢町有漢
|
寶 妙 寺
|
有漢町有漢
|
祥 雲 寺
|
有漢町有漢
|
ほ そ お じ
臍 帯 寺
|
有漢町上有漢
|
増 福 寺
|
津川町今津
|
祇 園 寺
|
巨瀬町
|
済 渡 寺
|
新見市法曽
|