高梁9条の会は9月25日午前、市内有漢町地域の各戸を訪問して、市民へのアピール「憲法9条を守る一歩をあなたもご一緒に」を掲載した会のニュースを配りながら、宣伝・対話・署名を中心とした共同行動をおこないました。
この共同行動は、会が毎月取り組んでいるもので今回が74回目。
共同行動には会員11人が参加し、2~3人1組で約1時間の訪問活動で40人から署名が寄せられました。高梁9条の会に託された署名累計は8,687筆になり、目標(有権者の過半数)の59%に達しています。
在宅の訪問先では、「戦争は絶対にいけん」「『戦争はせん』と決めた9条を守ることに反対する者はおらんじゃろう」などと語り、ほとんどの人が署名に応じていました。
対話の中で「戦争にかりだされた夫は生きて帰ったが父は沖縄で戦死した。でも遺族年金はゼロ。戦争ほどむごいものはありません」(80代女性)、「終戦前後の教育内容と教え子たちの暮らしの状態を集録した本の発行を準備している」と語る元校長(93歳)、「学校の先生などの心の病を癒すために尽くしている」という宮司さん(50代男性)も積極的に署名に応じていました。
また、「息子が自衛隊員だけど署名してもいいんですか」と語る女性(60代)に会員は「自衛隊が災害救援活動を行うことはよいことです。でも軍隊として国民を弾圧したり、海外に出ていくことは自衛隊員にとっても日本と世界の平和にとって絶対によくないことです」などと対話して理解仕合い、安心して署名に応じてもらいました。
さらに「原発はダメ」「災害に耐えうる護岸の改修を」などの要望もだされました。
なお、次回75回目の共同行動は、10月23日(日) 午前9時から、市内紺屋川周辺で催うされる「愛らぶ高梁ふれあい広場」への参加する市民を対象に「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。(集合場所は尾島眼科前-駐車場有ります)
(高梁9条の会事務局)
高梁市のやまびこ支部委員会は9月24日、日本共産党中央委員会から「50年党員」として表彰された4名の同志を囲み、お祝いと感謝のつどいを開きました。
つどいでは最初に支部長から「50年党員」一人ひとりの活動ぶりを紹介しつつ「幾多の困難のなか、半世紀にもわたって日本共産党員として活動されてきた重みを受けとめながら心からの敬意を表します」とあいさつ。
そのあと、和やかに会食ををしながら、参加した同志から、それぞれお祝いの言葉が、また「50年党員」からは入党した動機や安保闘争・各種選挙・議会活動の経験談・苦労話など、50年間の心に残った思い出、家族や暮らしについて次々と感動的な話が語られました。
つどいには三上孝子市議もかけつけ「困難に負けないで、国民の苦しみを少しでも軽減するという立党の精神を発揮しながら50年の党暦を重ねることはそれ自身がたいへんなことだと思います。私たちもその苦労に心を寄せ、これからも元気にがんばりあいましょう」と閉会のあいさつ。仲間をもっともっと大切にする党づくりに励みたいと心に誓いあった一夜となりました。また、50党員に、書道家でもある支部長筆耕の記念色紙が贈られました。
岡山県高梁市のやまびこ支部は9月19日の敬老の日を中心に、80歳以上の支部員8人を訪問。お祝いと感謝の手紙に花束を添えて親しく歓談しました。
福祉施設で寝たきりの日々を送っている同志(80歳・女性)は、涙を流しながら「何も活動ができないのに・・・ありがとう」と感激。
訪問した支部員は「党員はそれぞれ環境も身体の状態も違います。戦前戦後を通じてご苦労され、何よりも日本共産党員として力強く生き抜いておられること自体が社会進歩と支部の活動の大きな励みになっています。そのことに感謝し大変うれしく思っていますので安心してください。気を遣わないでいつまでもお元気で」と握手しながら笑顔で励ましあいました。
やまび支部では「敬老の日の訪問活動は毎年続けよう」と思いを一つにしています。
高梁9条の会(代表世話人・尾島英之氏ら4人)は、憲法9条の「9」にちなみ、9日午前9時9分から、「憲法9条を守り生かそう」の決意をこめて、市内12寺院(寺院名は下記)でいっせいに「平和の鐘をつき」を行いました。
「平和の鐘つき」は昨年に続き2回目。
映画・寅さんのロケ地で縁の薬師院(上谷町)、小堀遠州作庭の名園がある頼久寺(頼久寺町)などに、会員・市民ら(住職・檀家の人も含む)合わせて71人が参加し、約30秒おきに「ゴーン」と9つの鐘をつきあいました。(写真)
◇ ◇
各寺院では多くの住職から「9条を守るための平和の鐘つきは有意義なこと。協力するので毎年継続してほしい」「命や鐘がなくなるような戦争は2度とさせてはなりません」などと語られたほか、「会の活動に使ってほしい」と募金を寄せられた寺院もありました。
また、参加した市民の中には「杖がないと歩けないけど『平和の鐘つき』には参加したかったので」(70代女性)、「全国のお寺で一斉に鐘つきをすればもっと大きな運動になるのでは」(60代男性)などの感想が寄せられました。
さらに会員からも「鐘つきのお知らせ・参加案内のチラシを事前に各戸へ配っていたら『ご苦労さん、活動に使って』と募金をしてもらって元気が出た」などの経験が紹介されていました。
会では、来年以降も徐々に賛同・協力してもらう寺院をふやしながら「平和の鐘つき」が市内全体に定着・継続していくよう取り組むことにしています。
【平和の鐘つきにご協力していただいた寺院と参加者数】
協力寺院
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住 所
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電 話
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参加者数
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備 考
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1
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正 善 寺
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大工町4
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22-2550
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5人
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2
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寿 覚 院
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寺町2188-1
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22-2827
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12
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3
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道 源 寺
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和田町3994
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22-3364
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4
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4
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薬 師 院
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上谷町4100
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22-2575
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11
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5
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頼 久 寺
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頼久寺町18
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22-3516
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11
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6
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観 泉 寺
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落合町阿部1979
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22-4211
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7人
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7
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深 耕 寺
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落合町原田207
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22-6223
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3
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8
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重 源 寺
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川上町地頭1196
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48-3178
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7
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9
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真 光 寺
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有漢町有漢5546
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57-2890
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2
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10
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寶 妙 寺
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有漢町有漢2667
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57-2066
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3
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11
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ほ そ お じ
臍 帯 寺
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有漢町上有漢940
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57-2529
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4
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12
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増 福 寺
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津川町今津1349
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22-3932
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2
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(参加人数計 71人)
【9月の共同行動お知らせ】
高梁9条の会が毎月行っている9月の共同行動(74回目)は、9月25日(日) 午前9時30分から、有漢町地域の各家庭を訪問して「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。(市役所を9時発 ただし、有漢 巨瀬 中井の人は直接 有漢地域局前に集合)