笠岡市で、第5回中央委員会総会の学習会開催
先日、笠岡市内で、石井ひとみ党岡山県委員長(党中央委員)を講師に、第五回中央委員会総会についての学習会がおこなわれました。
石井さんは、先の参院選は、「自民・公明の政治では、日本の前途はないという『ノー』の審判が下ったもの」と述べました。6月の住民税増税などを契機に、「『構造改革』で痛めつけられた」とか、「『改革』と聞くとむしずが走る」などの国民の怒りの声が広がっていたことを紹介。また、国民投票法が強行されて、「(戦争にかりだされるかもしれない)孫のことを考えると眠れない」など、日本を戦前・戦中の暗い時代に戻そうという安倍自公政権に対する危惧がうまれていて、そういう国民の思いが自公政治への厳しい審判となったと解明しました。石井さんは、「全国的にも岡山県でも、主要政党で3年前の参院選より得票を伸ばしたのは民主党と共産党だけで、日本共産党の政策論戦や国民に要求にもとづく運動が果たした役割が大きかったことに確信をもとう」と述べました。同時に、民主党自身も言っているように民主党の政策で選んだという有権者は少なく、自公政治にかわる“こういう政治に”という国民の合意があるわけではないこと、これから国民が新しい政治の中身を模索し、探求する時代がはじまったことを説明しました。次の総選挙でどうしたら勝利できるかを議論して、新しい政治方針を打ち出したこと、特に当面の切実な国民要求の実現と合わせて、日本共産党の綱領と日本改革の方針を身につけて、ゆきづまった自民党政治をおおもとから変える展望と道筋を語る「大運動」が呼びかけられたことを報告しました。笠岡市では、来年4月に市長選・市議選が行なわれます。笠岡市の党組織では、原田たけしさんとひのつ倫子(みちこ)さんの両市議の3選めざして、総選挙と一体にたたかうことにしています。