2007/11/3 土曜日

国民裏切る“自・公・民大連立”構想

Filed under: よろず記録帳 — seibu-tiku @ 9:56:02

昨晩のニュースには驚きました。福田総理にすれば、インド洋での給油活動の停止を再開するには、民主党の言うことを何でも聞くしかないと思いつめていたのでしょう。民主党の小沢代表にすれば、元自民党“豪腕”幹事長の経歴がうずいて、反対ばかりではなく、自民も賛成できる別の打開策を提示しなければいけないと思っていたのでしょう。両者の思惑が一致して、「大連立」が浮かび上がったのではないでしょうか。両者に共通しているのは、国民の声(民意)を無視しているということです。わずか3ヶ月前に、「自民・公明の政治ではダメだ」という明確な審判が下ったことを忘れているかのように。福田総理の頭のなかは、一日も早く給油活動を再開することしかないんでしょうね。国民生活をどうするか、予算づくりに入る大事な時期にもかかわらず、小沢さんに泣きついているんですもの。「国益」とか、「国際社会の信用」とかを理由に、アメリカの軍事支援ばかりに没頭する自民党政治。自民党の辞書には、きっと「国際社会=アメリカとその同盟国」、「国益=大企業と大資産家の利益」と書かれてあるのでしょう。アメリカと大企業の顔色しかうかがえない自民党政治には、解散・総選挙でもう1回「ノー」の声をつきつけないといけませんね。私たちも急いで、総選挙たたかう準備をしなければなりません。

コメント (3) »

  1. まったく国民不在の「構想」ですね。同感。
    「正体見えたり」です。

    コメント by 大野 — 2007/11/3 土曜日 @ 15:50:32

  2. 大連立の仲介を受けていたのが、2カ月前というのだから驚きだ。仲介していたのが某大新聞のグループ会長(主筆)を勤める御仁だ、という。参議院選で示された民意に背いたこの動きは、如何に今のメディアが偏向しているかを教えてくれているのでは一ー

    コメント by 難波正吾 — 2007/11/9 金曜日 @ 21:51:15

  3. 大野さま 難波さま

    コメントありがとうございます。安倍氏の辞任に伴う総裁選と小沢騒動で、マスメディア、特にテレビとNHKラジオは、“過剰な報道”ぶりでしたね。二つの政党の国民不在の姿を追及する視点でしっかり報道してほしいですね。

    コメント by 坪中 明久 — 2007/11/10 土曜日 @ 11:35:10

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