2007/11/9 金曜日

秋の企画展「犬養木堂と選挙」にお越しを!

Filed under: よろず記録帳 — seibu-tiku @ 17:06:23

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岡山市川入102-1の犬養木堂記念館にて、11月30日まで、「犬養木堂と選挙」の企画展がおこなわれています。朝9時から夕方5時まで、火曜が休館日です。

1932年5月15日の日曜日、総理公邸にいた彼は、海軍将校の凶弾に倒れました。「話せばわかる」「いま撃った男を連れて来い、よく話してきかせるから」という最後の言葉が有名です。当時は、世界恐慌からの経済再建と満州事変の終結が求められていました。治安維持法とセットで実施されていた当時の普通選挙は、本人の立候補表明がなくても、名前が届けられたらOKだったそうです。いったんは国会議員を引退していたにもかかわらず、彼の欠員の補欠選挙で岡山三区から当選して、その後77歳で総理大臣になったそうです。「まさか」の人生ですよね。明治政府の実力者だった山県有朋から、「私に会いに来なかったのは、頭山満と犬養毅ぐらい」と言わせるほど 清廉潔白であったということです。この5.15テロ以後、政党政治が崩壊していき、軍部による恐怖政治がすすんだのです。歴史に、「もし」はないのですが、このテロ事件がなければ、また違う展開があったかもしれません。

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