高梁9条の会「結成6周年記念 市民の集い」に115人 「戦争体験の話」と「記念講演」に感動 !
高梁9条の会は5月22日、高梁総合文化会館で「結成6周年記念市民の集い(兼総会)」を開き会場いっぱいの約115人が参加しました。
集いでは、東日本大震災で亡くなられた方々への黙祷をしたのあと、市役所会員有志が作詞作曲した「高梁9条の会の歌」を元気に合唱して開幕。
総会では、会員が個人・団体あわせて115人になったこと、会に寄せられた憲法9条を守る市民からの署名が8,416人になり、目標(有権者の過半数)の58%に達したこと、さらに「高梁9条の会」の草の根の市民組織として地道に継続した活動が認められ、高梁市から「文化団体」として認定されたことなどが報告され大きな拍手につつまれました。
そのあと、市内中井町在住の石川操さん(88)が「私の戦争体験」の話を、元広島市長・平岡敬さん(84)の「核廃絶と憲法9条」と題する記念講演がありました。
また集いでは、 高梁市民へのアピール「憲法9条を守る一歩をあなたもご一緒に」を採択しました。
さらに集いでは、参加者から東日本大震災救援募金が13,735円、会への活動募金として11,325円が寄せられました。なお、この集いに、高梁市の近藤隆則市長、平田守教育長、三谷實市議会議長から激励のメッセージが寄せられるとともに、山陽新聞や地元の吉備ケーブルテレビからの取材がありました。
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集いの参加者からは「鮮明に覚えておられる戦争体験を聞かせていただき感謝します」 (50代男性)、「私たち若い世代への戦争体験の話は貴重です。来年もお願いします」 (30代女性)、「原発と安保について知らなかった内容を聞き、危険なことが納得できました」(50代性)、また、「お二人の話を聞いてあらためて9条の大切さを強く感じました」(60代女性)などの感想が寄せられました。また、多くの参加者から共通して「これからも憲法や戦争体験の話聞きたい」という要望が出されました。
なお集いでは、開会前と閉会後に医療生協組合員による無料「健康チェック」と市保健師による「健康相談」コーナーに多くの人が訪れていました。
(高梁9条の会事務局・小阪洋志)