高梁9条の会がスーパー・ポルカ前で93回目の共同行動 “9条は大切”と買い物客97人が署名
高梁9条の会は5月29日、市内のスーパー・ポルカ天満屋ハピータウン前で93回目の共同行動を行ない、憲法9条を守る宣伝・対話をしながら署名を訴えました。またこの日は、6月9日開催の「会結成8周年市民の集い兼総会」の案内チラシを約150枚配りました。
共同行動には、時光重孝、泉浩爾、小柴健男代表世話人をはじめ12人が参加。
約1時間で97人の署名が寄せられ、これで会に寄せられた署名累計は、9,600筆となり、目標(有権者の過半数)の67%に達しました。
この日の行動は、買い物を急ぐ人が多い夕方でしたが、会員の「戦争しないことを決めている憲法9条を守る署名です」などの元気な呼びかけに多くの市民が応えていました。(写真)
行動に参加した会員からは共通して「市民の反応が今までになく敏感で好意的だった。安倍政権の暴走の危険さを反映している」などの感想が述べられました。今回の署名数は1年前(同じ場所・時間)の1.5倍でした。
署名する人の中には、会員に買い物袋を預けたり、片手に持ち替えて署名に応える場面が多くみられました。またチラシに目を通した後うなずいて署名する人も。対話の中で市民は「憲法を守るかどうかが今度の参議院選挙の争点になると思う。がんばって」(60代男性)、「今まで無関心でしたが、憲法を守るため熱心に活動されていることを知りました。ごくろうさまです」(中年女性)などと語っていました。
一方、なかには「私は署名しません」と語ったり、黙って通り過ぎ対話ができない残念なケースもありました。
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次回の共同行動94回目は、6月22日(土)10:30から、成羽地域を各戸訪問して宣伝・対話・署名活動を行う予定です。
会結成8周年 市民の集い兼総会
と き:2013年 6月9日(日)午後1時30分~
ところ:高梁総合文化会館2階 レクチャールーム
◇憲法紙芝居
◇私の戦争体験=川原國武さん(高梁市小高下町在住)
◇記念講演=中富公一さん(岡山大学教授)
「改憲論と護憲論の対話~9条を中心に」
◇協賛行事=戦時中の生活用具展示コーナー