高梁9条の会が73回目の共同行動で有漢地域を初訪問 会員14人が参加して71筆の署名
高梁9条の会は8月28日午前、市内有漢町地域の各戸を訪問して、市民へのアピール「憲法9条を守る一歩をあなたもご一緒に」を掲載した会のニュースを配りながら対話し、署名を訴えました。
この共同行動は、会が毎月展開しているもので今回が73回目。今までの訪問活動は市街地域を中心に行っていましたが有漢地域は初めてでした。
共同行動には泉 浩爾代表世話人をはじめ会員14人が参加。2人1組で約1時間訪問活動し71筆の署名が寄せられました。高梁9条の会に託された署名累計は8,647筆になり、目標(有権者の過半数)の59%に達しています。
共同行動では、残暑のきびしい中、在宅の人だけでなく家の周りで畑仕事をしている人にも声かけをしましたが、ほとんどの人が「戦争する国になっちゃーいけませんけー」と署名に応じていました。
対話する中で「兄や夫の父が戦死した。戻された兄の骨箱の中には軍帽しか入ってとらんかった。戦争はひでぇーもんです」(女性・76歳)、「特攻隊員の兄が飛び立つ直前にその飛行機の故障で戦死は免れたが、戦争は絶対にダメです。」(女性・70歳)と語り、それぞれ力を込めて丁寧に署名されていました。
また、「この農機具が動かんようになったらもう農業はおしまいじゃ」(農作業中の高齢の男性)、さらに「日本の政治はめちゃくちゃ」「年金はどうなるんじゃろうか」などと将来への多くの不安や不満が語られました。
なお、次回74回目の共同行動は9月25日(日) 午前9時30分から、引き続き有漢町地域の各家庭を訪問して「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。
映画「いのちの山河」上映のご案内 10月2日に高梁総合文化会館で、映画「いのちの山河」が上映されます。 この映画は ”いのちに格差があってはならない” “すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる” を目標に掲げて奮闘する行政と住民・・・。本来の自治体の仕事とは・・・。今の行政・議会に鋭く問いかける感動のドラマです。 特に、自治体で働くみなさん必見の映画です。ぜひご鑑賞ください。 記 ◇と き 2011年10月2日(日) 1回目 午後2時から 2回目 午後6時30分から ◇ところ 高梁総合文化会館大ホール ◇主 催 上映実行委員会(委員長・根本尚史高梁歯科診療所長) ※高梁9条の会も実行委員会に加入しています。 ◇後 援 高梁市 同教育委員会 同社会福祉協議会 吉備テレビ 山陽新聞社 協力券(チケット・1,000円)のご入用は、次へご連絡ください。お届けします。 22-5360(高梁市職労) または 090-7997-5911(高梁9条の会・小阪) |