T P P 参 加 は 絶 対 ダ メ ! 高梁で学習会「講演を聴いてナットク」
「TPPと私たちのくらし」と題した学習会が3日、高梁市内で40人が参加して行われました。(写真)
会を主催したのは、新婦人高梁支部と農民連備北支部。会では、農民連全国連合会常任委員の坪井貞夫氏が講演。坪井氏は「TPP参加で日本農業は壊滅的状況になるだけでなく、食糧自給率の低下と食の安心・安全が脅かされ、医療への格差拡大、失業者の増大、そして日本全体と・地域経済の衰退を招くことは明らかだ」と明快に解説。しかも、自らの農業と運動の体験を交えて身近な市民の暮らしとのかかわりを例に引きながらの、ユーモアあるわかりやすい説明に、参加者は大きくうなずきながら聞き入っていました。
消費者の立場から参加者した男性(70代)は「TPP参加についてのモヤモヤが吹き飛んだ」と早速、参加反対の署名と活動募金をしていました。
学習会では「多くの市民に緊急署名を訴えよう」との行動提起と、参加者から提起された「今日の学習会の名で、政府と各政党へ『参加反対決議』を送る」ことが全体の拍手で決まりました。 (参加者・小阪洋志記)