高梁9条の会が78回目の共同行動で有漢地域各戸を訪問 手が不自由な人も「戦争はいけん」と熱い署名
高梁9条の会は2月19日午後、市内有漢町地域の各戸を訪問して、会の組織・活動を紹介したニュース「こんにちは。高梁9条の会です」を配りながら、宣伝・対話・署名の共同行動を行いました。
この共同行動は、会が毎月取り組んでいるもので今回が78回目。
行動には会員10人が参加し、約1時間の訪問で27筆の署名が寄せられました。
高梁9条の会に託された署名累計は8,927筆になり、目標(有権者の過半数)の61%に達しています。
訪問先では、半数以上が留守でしたが、在宅の家ではほとんどの人が署名に応じ、「寒いのにごくろうさん」などと励ましを受けました。
ある訪問先では「指が思うように動かんの」という80代の女性が、口数少なく「戦争はいけん」と一字一字を長い時間かけて書き、熱く貴重な署名を託されました。訪問した会員は「不自由な手で一生懸命署名されている姿を見て涙がでてきた」と感動的な報告がありました。
また、他の会員からは「留守宅が多いので、前日に「署名用紙と訴え」を配布して「翌日いただきに訪問する」旨を依頼しておいたらどうか、など積極的な提案があり、その方向で役員会で協議することになりました。
なお、次回79回目の共同行動は、3月23日(金) 午後6時から、市内スーパー・イズミ前で「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。(現地集合) 【高梁9条の会事務局】
ご 案 内
5月13日(日)に会結成7周年記念 市民の集い(兼総会)
と き 2012年 5月13日(日) 午後1時30分~
ところ 高梁総合文化会館(2階) レクチャールーム
記念事業 長編ドキュメンタリー映画「無言館(むごんかん)」を上映
◇「生命(いのち)の証(あかし)』として作品を遺して戦場に散った若者(画学生)たち。
その遺品を全国各地を訪ねて収集してつくられた、戦没画学生慰霊
の愛の美術館・これが『無言館』(長野県上田市)です。
絵画の遺作品の収集から無言館の建設までを描いたこの映画は、
私たちに「生命あるすべてのものを愛することの大切さ・尊さ」を、
あらためて伝えてくれる感動の映画です。
◇このつどいは、高梁市・山陽新聞社・吉備ケーブルテレビなどのご
後援をいただいています
◇会員の有無を問わず、どなたでも参加できます。お気軽にお誘い合
わせのうえ、ぜひご参加ください。入場は無料です