「兄は特攻隊で、叔父4人も戦死・・戦争はむごい」と署名 高梁の会 109回目の共同行動
高梁9条の会は10月25日、市内成羽地域の各戸を訪問し、会のニュースを配りながら宣伝・対話・署名の共同行動を行いました。
今回の行動は、全国9条の会からの訴え「10、11月を全国津々浦々から草の根の活動を!」の訴えに呼応したもので通算108回目。
この日の行動には時光重孝代表世話人をはじめ7人が参加。2組に分かれて訪問し、18人から署名(当日、会員持ち寄り分含む)が寄せられました。これで、会に託された署名累計は10,182人になり、目標(有権者の過半数)の71%になっています。
参加した会員は、会を紹介した「こんにちは、高梁9条の会です」と、会結成9 周年市民の集いのアピール「集団的自衛権行使は戦争する国への道・絶対に許しません」を載せたニュースを配りながら各戸訪問して対話しました。
在宅の訪問先のほとんどで「戦争する国になってはいけません」と署名に応じてもらい、「旗を振って応援したい気持ち」(70代女性)と励ましも受けました。
80代の男性は「兄は特高隊員として知覧から飛び立ち帰ってこなかった、19歳だった、5人の叔父さんのうち4人も戦死している、戦争はむごい、憲法は絶対に守らんといけん」と話しながら署名をされました。会員は「生々しい話を聞きあらためて戦争の怖さを身近に感じた」と語っていました。
また、訪問先で暮らし向きを聞くとほとんどの人が「市町合併して10年経つが何一ついいことはない、苦しゅうなっただけ」(70代女性)、「田を5反ほど作ってるが作れば作るほど赤字になる、しかし作るほかないんじゃ」と老夫婦。米価暴落などについて話し合いました。
なお、高梁9条の会は、全国9条の会からの行動提起に呼応して、11月に2回の共同行動(宣伝・対話・署名)を計画しています。
◇11月 2日(日) 10:00~ 順正学園祭(伊賀祭)会場周辺 (110回目)
(集合:奥万田町の元親池・国際交流会館前付近)
◇11月 9日(日) 9:30~ 高梁健康まつり会場 (111回目)
(高梁総合福祉センター)