日本共産党岡山県西部地区

8日午前、日本共産党の第5回中央委員会総会の幹部会報告が2時間余りおこなわれ、党総社事務所でも衛星中継を視聴しました。

報告にたった志位委員長は、まず、参院選で日本共産党に寄せられたご支持と選挙戦をたたかった支持者や党員らの奮闘に感謝しつつ、目標に議席を獲得できなかったことを中央委員会を代表してお詫びしました。同時に、今回の参院選の結果を歴史的な流れのなかで大局的にとらえることが大切だと強調。「自民・公明の枠組みでは日本の前途がない」と有権者が判断した結果だと指摘。批判票の受け皿となった民主党も、今回の参院選挙で示した対決姿勢と従来からの基本路線との矛盾をどう打開するのか、国民の民意に沿った政治実現のうえでの日本共産党の役割が大きいことを明らかにしました。貧困打開や国民生活を守る問題、テロ特措法など海外への戦争体制づくりと憲法改悪を阻止するたたかい、噴出する「政治とカネ」問題は政党の感覚マヒに原因があるとして、企業・団体献金、政党助成金を廃止し、政党が汗をかいて財政をつくることが大事だと述べました。自民党政治に代わる新しい政治がはじまり出した今、アメリカいいなりと大企業中心主義の打破を打ち出している日本共産党の綱領を語り、日本の前途を語り合う「大運動」が呼びかけられました。次期総選挙で比例を軸に650万票めざす新しい選挙方針、どんな風が吹いても選挙で勝てる党づくりの方針が提起されました。どれも党の基礎組織である「支部が主役」となってこそ可能なとりくみです。支部と協力して、要求活動、綱領を学びひろげる活動、強く大きなあたたかい党づくりにがんばりたいと思います。