2007/3/10 土曜日

「総社九条の会」のつどい開かれる

Filed under: 地域の話題, ご報告 — seibu-tiku @ 17:59:44

宝福寺の方丈山陽女子高放送部の朗読小鍛冶住職の法話

10日(土)午後、総社市井尻野にある宝福寺で、山陽女子高放送部のみなさんによる「あたらしい憲法のはなし」の朗読と宝福寺住職の小鍛冶元慎氏による「今 大切なこと」の法話がおこなわれました。

山陽女子高校放送部の七人は、「あたらしい憲法のはなし」を順番に朗読しました。放送部で、日頃から発声練習されているだけあって、情感のこもった聞き取りやすい朗読でした。約四十人の参加者は、「はなし」に込められた、戦争放棄と民主主義という戦後の日本国民の決意をかみしめながら、静かに聞いていました。「総社九条の会」の呼びかけ人でもある宝福寺住職の小鍛冶元慎氏は、「今 大切なこと」と題してお話されました。「禅の最終目標は、現実を正確にとらえ、自分で考え、判断し、実行することにある」と述べ、接客マニュアルに象徴される、現実を見ようとしない態度や風潮をやんわりといましめられました。「『自由』とは、自分の体を使って依存すること」、「『企業』とは、生きざま(=業)を企画し、実践すること」など、仏教用語としての本来の意味を解説しながらの話は、本当に“目からウロコ”の連続でした。「理想的な人間になることが『成仏』の本来の意味です。一日も早く『成仏』できるよう、精進(努力)することが大切なのです」と結ばれました。参加者は、住職のユーモアを交えた例え話にうなずきながらも、日頃の自分をふりかえりながら聞き入っていました。

>> 九条の会

>> 宝福寺 (総社市) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

>> 山陽女子公式ブログ

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