「教育機関を営利追求の会社に委ねてはダメ」 党高梁市委員会・市議団が図書館の民間運営方針撤回を市へ申し入れ
日本共産党高梁市委員会(三上孝子委員長)と党市議団(難波英夫、石部誠両市議)は9月8日、高梁市がJR備中高梁駅前に建設を予定している新しい中央図書館・公共複合施設の管理運営をについて、指定管理者制度による民間委託でなく直営にするよう近藤隆則市長と平田守教育長に申し入れました。
申し入れ書では、「教育機関である図書館を企業の営利活動の対象にすることは、公教育の責任を放棄するもの」であること、「公共施設内での委託業者による書籍販売などを容認することは、地元書店業者の深刻な経営の圧迫をもたらし、地域経済発展に逆行するもの」と指摘しています。
そして、教育委員会、図書館協議会、図書館運営等研究委員会、市議会をはじめとする関係団体・グループからの意見・要望をあらためて聴取・協議して新図書館の駅前建設の再考とともに、当面、民間委託対象業者「CCC(株)」との協議を直ちに中止し、民間委託の見直しを強く求めています。
なお、いま開催中の9月市議会でも石部誠党市議が一般質問でとりあげ、市民からの共感の声が寄せられています。