日本共産党西部地区委員会と高梁市議会議員団(三上孝子・難波英夫両市議)は12月14日、 近藤隆則高梁市長に対して「2012年度高梁市予算編成にあたっての要求・提言書」を提出しました。
要求・提言書には、日本共産党の公約や各種団体との懇談会等で寄せられた、市民の暮らし・福祉・農業・中小業者の経営・雇用・平和・教育を守り向上させるための139 項目の願いがとりまとめられています。
特に今回は、市長の政治姿勢に関わる重点項目として「市民の立場に立ち勇気と決断をもってしっかりと国・県にものを言う市政」「災害とh暮らし第一の市政」のための要求実現を強く求めています。
なお、申し入れ書では、「来年1月20日までに文書で回答するとともに、重点項目については市長と、また、具体的項目について各関係部長との個別の話し合いの場を持つこと」を求めています。
(議員団事務局・小阪洋志)
高梁9条の会は12月4日、高梁市落合町近似の稲荷神社霜月大祭会場周辺で76回目の共同行動を行いました。
行動には、泉浩爾代表世話人をはじめ会員9人が参加。参拝者に会の活動の紹介と憲法9条全文を掲載した「こんにちは。高梁9条の会です」のニュースを配布しながら「戦争をしないと決めた憲法9条を守りましょう。9条を変えようとする動きに反対しましょう」と署名への協力を訴えました。
約1時間の行動で、90人から署名が寄せられ
ました。これで、会に寄せられた署名累計は、
8,819筆になりました。(目標→有権者の過半
数の60.6%)
なおこの日は、新日本婦人の会高梁支部(9条
の会の会員団体)から提起された「今月8日は太
平洋戦争突入の日。これが赤紙です、武器も核
もいりません。原発なくせ ! 放射能から子ども
のいのちを守ろう」のチラシ(岡山県母親連絡会
発行)も共同で配布しました。
◇ ◇ ◇
署名の訴えに対して、全体的に中高年の人の
反応がよく、若い人の協力がいまひとつでした。
会の幟旗を見て進んで立ち寄り「戦争はいけませんけぇ、署名をさせてくだせぇー」(70代女性)と署名する人、「戦争になったら神社の参拝へ来れんようになるけぇなぁ」と3世代家族5人連れの人、祭りでビールを飲みながら歩いている男性(60代)も賛同。さらに、小学校高学年の女の子も会員に「子供でも書いていいんですか」と署名していました。
また、「赤紙チラシ」を受け取った80代の男性は「戦前・戦中を生き抜いて来たんで赤紙のことはよう知っとるけぇ」と力を込めて署名していました。
◇ ◇ ◇
次回 第77回目の共同行動は、2012年1月8日(日)午前8時30分から、高梁市の成人式会場前で新成人を対象に「祝・成人と9条の訴え」を行う予定です。多数の会員・賛同者のみなさんのご参加を期待しています。
((高梁9条の会事務局)
高梁9条の会は11月13日、高梁市元市民会館で開催された医療生協「高梁健康まつり」(高梁市後援)の会場で、憲法9条を守る宣伝・対話と署名を訴える共同行動を行いました。
会場内に設けられた署名コーナーでは、会員10人がまつりの舞台の多彩な催物を楽しみながら交代で訴え、参加した市民42人から署名が寄せられました。
また、署名コーナーでは、高梁地区原水協の核廃絶署名、国民救援会の冤罪事件無罪を求める署名などと協力・共同して取り組みました。
この共同行動は会が毎月行っているもので今回で75回目。会に寄せられた署名累計は8,729人になり、目標にしている「有権者の過半数」の60%になりました。
署名する人の中には、「どんなことがあっても戦争は絶対にいけん」と力をこめて署名する人をはじめ、会の幟旗を見て進んで署名する人も多くみられました。(写真)
なお、次回76回目の共同行動は、12月4日(日)に市内落合町近似(ちかのり)で催される「稲荷神社霜月大祭」の会場周辺で行う予定です。(集合は10時30分、高梁小学校運動場前)
(高梁9条の会事務局・小阪洋志)
「TPPと私たちのくらし」と題した学習会が3日、高梁市内で40人が参加して行われました。(写真)
会を主催したのは、新婦人高梁支部と農民連備北支部。会では、農民連全国連合会常任委員の坪井貞夫氏が講演。坪井氏は「TPP参加で日本農業は壊滅的状況になるだけでなく、食糧自給率の低下と食の安心・安全が脅かされ、医療への格差拡大、失業者の増大、そして日本全体と・地域経済の衰退を招くことは明らかだ」と明快に解説。しかも、自らの農業と運動の体験を交えて身近な市民の暮らしとのかかわりを例に引きながらの、ユーモアあるわかりやすい説明に、参加者は大きくうなずきながら聞き入っていました。
消費者の立場から参加者した男性(70代)は「TPP参加についてのモヤモヤが吹き飛んだ」と早速、参加反対の署名と活動募金をしていました。
学習会では「多くの市民に緊急署名を訴えよう」との行動提起と、参加者から提起された「今日の学習会の名で、政府と各政党へ『参加反対決議』を送る」ことが全体の拍手で決まりました。 (参加者・小阪洋志記)
宮古地区へのボランティアに10月21日発、24日着の4日間で行ってきました。私、古松と、総社東支部から昨年入党されたTさんが参加しました。
西部地区からは、支援物資として米90キロ・野菜・毛布・冬着などを積んで行きました。
22日早朝に宮古市に入り、23日との2日間の活動でした。8時過ぎに地区委員会事務所に到着。少々早かったと思いきや、事務所では地区委員会総会が始まっていました。現地オルグの東田さん、前日に宮古入りしていた岡山地区の2人と合流し、現地の状況とともに行動予定を打ち合わせました。
1枚目、2枚目 戻ってきた120tクラスのさんま漁船など説明を受けました。 3枚目 段差は地震で地盤沈下したもので40㎝下がりました。
この半年余りの期間で、宮古市では瓦礫の撤去など災害復旧作業はすすみつつあり、生業など復興計画を、それこそ第3次提言の内容ですすめていく、第1次産業、漁業に力を入れているとのことでした。同じく津波被害から復興した北海道・奥尻の経験を学び、箱ものに頼らず、国の責任を追及していくとのことでした。生活再建については、仮設住宅へは希望者全員が入ることができ、環境整備、特に冬が越せるように支援するとともに、早めに復興住宅や、元の家の建て直しなどを支援していきたいと話していました。その生活再建で宮古地区として一番問題になっている点は、仮設入居者と在宅被災者の支援の格差です。当然全てを失っている仮設入居者への支援が手厚くなるのはわかりますが、あまりにも在宅の被災者への支援が公的にも、また、日赤などからもないという声が上がっているそうです。こうした声にこたえて10月からは、物資などは「青空市」と名付けて重点的に在宅被災者の多い地域で開きながら支援していく方針をとっています。すでに鍬ヶ崎・磯鶏地区での「青空市」を開催し、年内に(雪が降る前に)全地区での開催をめざしていました。
なので、1日目の活動は、前の週に行われた「青空市」で、物資の予約をしていた方々へのお届けと要求を聞きとる活動でした。磯鶏(そけい)地区での「青空市」では、参加者の多さに物資が間に合わず、名前と住所、電話番号を書いてもらって「必ずお届しますので」と伝えていましたので、お届けしたお米をさっそく分けて、配布先を地図に落とし、午後いっぱいかけて2隊で20件余りを訪問しました。
雨の中、「本当に来てくれたの」と驚きと感謝をされるとともに「本当に家にいる人には何もしてくれないの」と要求を聞いたり、見本紙や提言(被災地向けの手引き)を渡し、原発ゼロ署名への協力を呼びかけました。20筆ほど署名も集めました。国道で信号機が復旧していない状況なども伝えられていました。
準備とお届けの様子。「岡山のお米ははじめてなの」と喜ばれました。
雪が降る前に全地区での開催をめざしていました。 なので、1日目の活動は、前の週に行われた「青空市」で、物資の予約をしていた方々へのお届けと要求を聞きとる活動でした。磯鶏そけい地区での「青空市」では、参加者の多さに物資が間に合わず、名前と住所、電話番号を書いてもらって「必ずお届しますので」と伝えていましたので、お届けしたお米をさっそく分けて、配布先を地図に落とし、午後いっぱいかけて隊で20件余りを訪問しました。 雨の中、「本当に来てくれたの」と驚きと感謝をされるとともに「本当に家にいる人には何もしてくれないの」と要求を聞いたり、見本紙や提言(被災地向けの手引き)を渡し、原発ゼロ署名への協力を呼びかけました。20筆ほど署名も集めました。国道で信号機が復旧していない状況なども伝えられていました。 この半年余りの期間で、宮古市では瓦礫の撤去など災害復旧作業はすすみつつあり、生業など復興計画を、それこそ第3次提言の内容ですすめていく、第1次産業、漁業に力を入れているとのことでした。同じく津波被害から復興した北海道・奥尻の経験を学び、箱ものに頼らず、国の責任を追及していくとのことでした。生活再建については、仮設住宅へは希望者全員が入ることができ、環境整備、特に冬が越せるように支援するとともに、早めに復興住宅や、元の家の建て直しなどを支援していきたいと話していました。その生活再建で宮古地区として一番問題になっている点は、仮設入居者と在宅被災者の支援の格差です。当然全てを失っている仮設入居者への支援が手厚くなるのはわかりますが、あまりにも在宅の被災者への支援が公的にも、また、日赤などからもないという声が上がっているそうです。こうした声にこたえて10月からは、物資などは「青空市」と名付けて重点的に在宅被災者の多い地域で開きながら支援していく方針をとっています。すでに鍬ヶ崎・磯鶏地区での「青空市」を開催し、年内に雪が降る前に全地区での開催をめざしていました。 なので、1日目の活動は、前の週に行われた「青空市」で、物資の予約をしていた方々へのお届けと要求を聞きとる活動でした。磯鶏そけい地区での「青空市」では、参加者の多さに物資が間に合わず、名前と住所、電話番号を書いてもらって「必ずお届しますので」と伝えていましたので、お届けしたお米をさっそく分けて、配布先を地図に落とし、午後いっぱいかけて隊で20件余りを訪問しました。 雨の中、「本当に来てくれたの」と驚きと感謝をされるとともに「本当に家にいる人には何もしてくれないの」と要求を聞いたり、見本紙や提言(被災地向けの手引き)を渡し、原発ゼロ署名への協力を呼びかけました。20筆ほど署名も集めました。国道で信号機が復旧していない状況なども伝えられていました。
2日目は、津軽石地区での「青空市」でした。盛岡地地区委員会から16名の応援とともに物資も運ばれ、準備をしました。事前にビラ200枚を配布して告知をし、米・醤油+野菜どれか(大根・ネギ・じゃが芋・人参)を150セット、湯たんぽが50個、カイロや衣類、布団・暖房器具などを準備していると、1時間前からすでに人が並び始め、開催時には200名を超えていました。並んでいる方々にも署名をお願いすると快く書いてくださり、「ゼロですよね、撤廃ですよね、なくさなきゃいけません」と96筆の署名も集まりました。あまりに多い参加者に、「いきわたらなかったら…」という不安もありましたが、事前にハンドマイクで案内・説明をして、全世帯にはいきわたっていたそうです。用意していた物資はほぼすべてなくなりました。支部の方が大きな荷物は家まで運んだり、声をかけていろいろと状況や要求を聞きとっていました。暖房器具や布団などは数が足らず抽選でしたが、はずれた人が当たった人に「よかったね。必要なところにいったのがよがった」と喜び合っていたのが印象的でした。
また、宮古地区では再開し始めている商店や業者にも配慮して、味噌と醤油などは盛岡からではなく、募金などで地元業者に発注をしていました。
青空市の様子。200名以上の大盛況
2日目は、津軽石地区での「青空市」でした。盛岡地地区委員会から16名の応援とともに物資も運ばれ、準備をしました。事前にビラ200枚を配布して告知をし、米・醤油+野菜どれか(大根・ネギ・じゃが芋・人参)を150セット、湯たんぽが50個、カイロや衣類、布団・暖房器具などを準備していると、1時間前からすでに人が並び始め、開催時には200名を超えていました。並んでいる方々にも署名をお願いすると快く書いてくださり、「ゼロですよね、撤廃ですよね、なくさなきゃいけません」と96筆の署名も集まりました。あまりに多い参加者に、「いきわたらなかったら…」という不安もありましたが、事前にハンドマイクで案内・説明をして、全世帯にはいきわたっていたそうです。用意していた物資はほぼすべてなくなりました。支部の方が大きな荷物は家まで運んだり、声をかけていろいろと状況や要求を聞きとっていました。暖房器具や布団などは数が足らず抽選でしたが、はずれた人が当たった人に「よかったね。必要なところにいったのがよがった」と喜び合っていたのが印象的でした。 また、宮古地区では再開し始めている商店や業者にも配慮して、味噌と醤油などは盛岡からではなく、募金などで地元業者に発注をしていました。
今回、初めて参加された総社・T同志の感想です。
行くまではどうなっているのか、ひどさばかりが報道されている中で心配していました。実際に見て、その思いが強くなりました。2日目の「青空市」の取り組みで、また、宮古の人たちと話す中で、悲しみを乗り越えた“強さ”と“やさしさ”を感じて、こんなにも感動した「ありがとう」は聞いたことがなかった。思わず「こちらこそありがとう」と返した。勇気と元気をもらったし、そんな人たちに希望を与えている共産党の活動に参加できたことがとても良かった。本当に貴重な経験をさせてもらった。
今回、2回目でしたが、前回は6月、3か月たった時でした。当時は瓦礫こそ取り除かれて「きれい」にはなっているという印象でしたが、今回まず感じたのは人々の営みが少しずつではありますが、戻ってきていることでした。魚市場には今が旬のサンマが水揚げされていました。例年より量こそ少ないとのことでしたが、1日で150tの水揚げ量です。製氷機の復旧、船の調達など不十分ながらすすんでいました。なによりも前回道路を通っている車はほとんどが自衛隊か警察車両、またはトラック・ダンプでした。バスも走っていましたし、乗用車が多くみられました。再開している店も多いです。
ただ、田老地区など流されてしまったところは依然そのままの空き地です。「復興」と言ったときにはまだまだ時間のかかることだと感じるとともに、その間の生活支援は続けていかなければいけないと感じました。(古松)
10月現在の田老地区の様子と壊されたままの堤防
高梁9条の会は9月25日午前、市内有漢町地域の各戸を訪問して、市民へのアピール「憲法9条を守る一歩をあなたもご一緒に」を掲載した会のニュースを配りながら、宣伝・対話・署名を中心とした共同行動をおこないました。
この共同行動は、会が毎月取り組んでいるもので今回が74回目。
共同行動には会員11人が参加し、2~3人1組で約1時間の訪問活動で40人から署名が寄せられました。高梁9条の会に託された署名累計は8,687筆になり、目標(有権者の過半数)の59%に達しています。
在宅の訪問先では、「戦争は絶対にいけん」「『戦争はせん』と決めた9条を守ることに反対する者はおらんじゃろう」などと語り、ほとんどの人が署名に応じていました。
対話の中で「戦争にかりだされた夫は生きて帰ったが父は沖縄で戦死した。でも遺族年金はゼロ。戦争ほどむごいものはありません」(80代女性)、「終戦前後の教育内容と教え子たちの暮らしの状態を集録した本の発行を準備している」と語る元校長(93歳)、「学校の先生などの心の病を癒すために尽くしている」という宮司さん(50代男性)も積極的に署名に応じていました。
また、「息子が自衛隊員だけど署名してもいいんですか」と語る女性(60代)に会員は「自衛隊が災害救援活動を行うことはよいことです。でも軍隊として国民を弾圧したり、海外に出ていくことは自衛隊員にとっても日本と世界の平和にとって絶対によくないことです」などと対話して理解仕合い、安心して署名に応じてもらいました。
さらに「原発はダメ」「災害に耐えうる護岸の改修を」などの要望もだされました。
なお、次回75回目の共同行動は、10月23日(日) 午前9時から、市内紺屋川周辺で催うされる「愛らぶ高梁ふれあい広場」への参加する市民を対象に「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。(集合場所は尾島眼科前-駐車場有ります)
(高梁9条の会事務局)
高梁市のやまびこ支部委員会は9月24日、日本共産党中央委員会から「50年党員」として表彰された4名の同志を囲み、お祝いと感謝のつどいを開きました。
つどいでは最初に支部長から「50年党員」一人ひとりの活動ぶりを紹介しつつ「幾多の困難のなか、半世紀にもわたって日本共産党員として活動されてきた重みを受けとめながら心からの敬意を表します」とあいさつ。
そのあと、和やかに会食ををしながら、参加した同志から、それぞれお祝いの言葉が、また「50年党員」からは入党した動機や安保闘争・各種選挙・議会活動の経験談・苦労話など、50年間の心に残った思い出、家族や暮らしについて次々と感動的な話が語られました。
つどいには三上孝子市議もかけつけ「困難に負けないで、国民の苦しみを少しでも軽減するという立党の精神を発揮しながら50年の党暦を重ねることはそれ自身がたいへんなことだと思います。私たちもその苦労に心を寄せ、これからも元気にがんばりあいましょう」と閉会のあいさつ。仲間をもっともっと大切にする党づくりに励みたいと心に誓いあった一夜となりました。また、50党員に、書道家でもある支部長筆耕の記念色紙が贈られました。
岡山県高梁市のやまびこ支部は9月19日の敬老の日を中心に、80歳以上の支部員8人を訪問。お祝いと感謝の手紙に花束を添えて親しく歓談しました。
福祉施設で寝たきりの日々を送っている同志(80歳・女性)は、涙を流しながら「何も活動ができないのに・・・ありがとう」と感激。
訪問した支部員は「党員はそれぞれ環境も身体の状態も違います。戦前戦後を通じてご苦労され、何よりも日本共産党員として力強く生き抜いておられること自体が社会進歩と支部の活動の大きな励みになっています。そのことに感謝し大変うれしく思っていますので安心してください。気を遣わないでいつまでもお元気で」と握手しながら笑顔で励ましあいました。
やまび支部では「敬老の日の訪問活動は毎年続けよう」と思いを一つにしています。
高梁9条の会(代表世話人・尾島英之氏ら4人)は、憲法9条の「9」にちなみ、9日午前9時9分から、「憲法9条を守り生かそう」の決意をこめて、市内12寺院(寺院名は下記)でいっせいに「平和の鐘をつき」を行いました。
「平和の鐘つき」は昨年に続き2回目。
映画・寅さんのロケ地で縁の薬師院(上谷町)、小堀遠州作庭の名園がある頼久寺(頼久寺町)などに、会員・市民ら(住職・檀家の人も含む)合わせて71人が参加し、約30秒おきに「ゴーン」と9つの鐘をつきあいました。(写真)
◇ ◇
各寺院では多くの住職から「9条を守るための平和の鐘つきは有意義なこと。協力するので毎年継続してほしい」「命や鐘がなくなるような戦争は2度とさせてはなりません」などと語られたほか、「会の活動に使ってほしい」と募金を寄せられた寺院もありました。
また、参加した市民の中には「杖がないと歩けないけど『平和の鐘つき』には参加したかったので」(70代女性)、「全国のお寺で一斉に鐘つきをすればもっと大きな運動になるのでは」(60代男性)などの感想が寄せられました。
さらに会員からも「鐘つきのお知らせ・参加案内のチラシを事前に各戸へ配っていたら『ご苦労さん、活動に使って』と募金をしてもらって元気が出た」などの経験が紹介されていました。
会では、来年以降も徐々に賛同・協力してもらう寺院をふやしながら「平和の鐘つき」が市内全体に定着・継続していくよう取り組むことにしています。
【平和の鐘つきにご協力していただいた寺院と参加者数】
協力寺院
|
住 所
|
電 話
|
参加者数
|
備 考
|
1
|
正 善 寺
|
大工町4
|
22-2550
|
5人
|
|
2
|
寿 覚 院
|
寺町2188-1
|
22-2827
|
12
|
|
3
|
道 源 寺
|
和田町3994
|
22-3364
|
4
|
|
4
|
薬 師 院
|
上谷町4100
|
22-2575
|
11
|
|
5
|
頼 久 寺
|
頼久寺町18
|
22-3516
|
11
|
|
6
|
観 泉 寺
|
落合町阿部1979
|
22-4211
|
7人
|
|
7
|
深 耕 寺
|
落合町原田207
|
22-6223
|
3
|
|
8
|
重 源 寺
|
川上町地頭1196
|
48-3178
|
7
|
|
9
|
真 光 寺
|
有漢町有漢5546
|
57-2890
|
2
|
|
10
|
寶 妙 寺
|
有漢町有漢2667
|
57-2066
|
3
|
|
11
|
ほ そ お じ
臍 帯 寺
|
有漢町上有漢940
|
57-2529
|
4
|
|
12
|
増 福 寺
|
津川町今津1349
|
22-3932
|
2
|
|
(参加人数計 71人)
【9月の共同行動お知らせ】
高梁9条の会が毎月行っている9月の共同行動(74回目)は、9月25日(日) 午前9時30分から、有漢町地域の各家庭を訪問して「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。(市役所を9時発 ただし、有漢 巨瀬 中井の人は直接 有漢地域局前に集合)
高梁9条の会は8月28日午前、市内有漢町地域の各戸を訪問して、市民へのアピール「憲法9条を守る一歩をあなたもご一緒に」を掲載した会のニュースを配りながら対話し、署名を訴えました。
この共同行動は、会が毎月展開しているもので今回が73回目。今までの訪問活動は市街地域を中心に行っていましたが有漢地域は初めてでした。
共同行動には泉 浩爾代表世話人をはじめ会員14人が参加。2人1組で約1時間訪問活動し71筆の署名が寄せられました。高梁9条の会に託された署名累計は8,647筆になり、目標(有権者の過半数)の59%に達しています。
共同行動では、残暑のきびしい中、在宅の人だけでなく家の周りで畑仕事をしている人にも声かけをしましたが、ほとんどの人が「戦争する国になっちゃーいけませんけー」と署名に応じていました。
対話する中で「兄や夫の父が戦死した。戻された兄の骨箱の中には軍帽しか入ってとらんかった。戦争はひでぇーもんです」(女性・76歳)、「特攻隊員の兄が飛び立つ直前にその飛行機の故障で戦死は免れたが、戦争は絶対にダメです。」(女性・70歳)と語り、それぞれ力を込めて丁寧に署名されていました。
また、「この農機具が動かんようになったらもう農業はおしまいじゃ」(農作業中の高齢の男性)、さらに「日本の政治はめちゃくちゃ」「年金はどうなるんじゃろうか」などと将来への多くの不安や不満が語られました。
なお、次回74回目の共同行動は9月25日(日) 午前9時30分から、引き続き有漢町地域の各家庭を訪問して「宣伝・対話・署名」活動を行う予定です。
映画「いのちの山河」上映のご案内
10月2日に高梁総合文化会館で、映画「いのちの山河」が上映されます。
この映画は ”いのちに格差があってはならない” “すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる” を目標に掲げて奮闘する行政と住民・・・。本来の自治体の仕事とは・・・。今の行政・議会に鋭く問いかける感動のドラマです。
特に、自治体で働くみなさん必見の映画です。ぜひご鑑賞ください。
記
◇と き 2011年10月2日(日)
1回目 午後2時から 2回目 午後6時30分から
◇ところ 高梁総合文化会館大ホール
◇主 催 上映実行委員会(委員長・根本尚史高梁歯科診療所長)
※高梁9条の会も実行委員会に加入しています。
◇後 援 高梁市 同教育委員会 同社会福祉協議会 吉備テレビ 山陽新聞社
協力券(チケット・1,000円)のご入用は、次へご連絡ください。お届けします。
22-5360(高梁市職労) または 090-7997-5911(高梁9条の会・小阪)
|
日本共産党高梁市委員会のやまびこ支部は5日、市内近似コミュニティ消防器庫で「福祉・防災のまちづくりへ・市民の声を聴くつどい」を開き、党員6人をはじめ13人が参加しました。 つどいでは、党西部地区の古松健治常任委員が東日本大震災救援活動に参加した経験を生々しく報告、三上孝子市議が議会と市政の動きについて報告したあと、和やかな中にも「震災と防災・原発・国保税」などについて真剣に懇談しあいました。
参加者からは「震災募金を日赤に託したが、いまだ半分以上は被災者に届いていないという。やることが遅い。我々の善意が無視されている」「市の防災マップを全面的に見直してほしい。近似地域の避難場所になっている小学校、ききょう緑地公園、コミュニティハウスなどは大雨災害時には危険な所ばかりだ」「南海地震の発生や島根原発事故等があったらどう対応すればよいのか不安」「年金から国保税や高齢者医療保険料、介護保険料を天引きされ、残ったお金で暮らすのは厳しい」など、今の政治への多くの不満・不安や要望が出されました。 こうした声に対して古松常任委員と三上市議は、党の見解と立場、今後に取り組みについて丁寧に答えるとともに、参加者に、みんなが安心してくらせる社会をつくるために入党の訴えと、しんぶん「赤旗」の購読を呼びかけました。
なお、つどいの取り組みの中で新しい読者1人が増えました。 (やまびこ支部・小阪洋志記)