高梁9条の会(憲法9条を守る高梁地域の会)に、高梁市から2011年4月18日付で「市の文化団体」としての登録証(写真)が交付されました。 会ではかねてから高梁市に対して「私たちの会の目的は『憲法9条を守り、戦争のない、平和でくらしと文化豊かな日本を』と草の根から活動している市民団体です。高梁市文化団体登録要綱に基づく『文化団体』として承認を」と申請していたもので、会からのねばり強い働きかけと関係市職員の真摯な検討の結果が登録承認となったものです。。
市の登録要綱では、「文化団体」とは「会則の制定、役員構成及び会費の徴収があり、継続的に文化活動を行っている会員10人以上の団体をいう」と規定されています。 なお、文化団体として登録されると、高梁総合文化会館や高梁市文化交流館を利用する際「会場使用料を70%減免」などの措置があります。
文化団体として認められたことについて、尾島英之、靍理恵子氏ら5人の代表世話人は「憲法9条を守って、日本はもちろん世界のすべての国が戦争をしないよう、地道ですが毎月継続して活動してきたことが評価されて大変うれしいですね。何よりも、高梁市民のご理解とご協力があってのことです。感謝しています。引き続き息の長い活動を続けていきましょう」と語っています。 (高梁9条の会事務局)
日本共産党高梁市委員会のやまびこ支部と共産党後援会は19日、市内の総合福祉センター会議室で「福祉・防災のまちづくりへ ! 市民の声を聞くつどい」を開き、読者、後援会員など17人が参加。活発な意見と切実な要望が出されました。 つどいいではまず、古川京美党准中央委員が、「東日本大震被災者の支援と復興、原発危機打開とともに原子力行政・エネルギー政策の転換をはかる共産党の政策・提言」について分かりやすく説明。三上孝子、難波英夫両市議が3月議会の報告とともに、市が作成している「防災マップ」の説明と全面見直しの必要性を強調しました。 意見交換では、「防災マップ」で指定されている「避難場所」に疑問と要望が集中。「大雨になると浸かってしまう河川敷きの運動場が指定されている。とんでもない危険なことだ」「市内を流れる高梁川の上流に複数のダムがある。もし決壊したら市街地は埋もれ流されてしまう。防災計画は最悪の事態を想定してつくるべきだ」「防災計画の中に”地震災害”の項目がないのは重大な欠陥だ。」などの声が出されました。 また、くらしの面では「国保税が高すぎる。私らもがんばるので議会でもがんばってもらいたい」「『朝霧温泉ゆ・ら・ら』へ税金をつぎ込むのはやめさせてほしい。それより国保や介護保険料の引き下げを」などの要望が出されました。 これらの声に、古川准中央委員と両市議は、丁寧に現状の問題点と党の政策を説明しつつ「引き続き市民の願いに寄り添い力を合わせてがんばる」決意を述べました。 参加した読者(75 )は「原発とエネルギーのことがよくわかり大変よかった。次回からは意見や要望を発言する時間を長くしてほしい」と感想を語っていました。
岡山県高梁市にある吉備国際大学の入学式会場前で4日、民主青年同盟と日本共産党が共同して新入生に「入学おめでとう、希望ある社会をともに」と訴えました。
この日の行動には、民青岡山県委員会、共産党西部地区委員会、同地区やまびこ支部から6人が参加。「民青同盟」と「学費値上げ反対」の幟旗を掲げ、「大震災特集」の民青新聞100部と、「応援します、きかせてくださいあなたの願い」と題した、しんぶん赤旗号外300枚を手渡しました。
入学式に臨むほとんどの学生が ”おめでとう”の掛け声に笑顔で応え、新聞やチラシを受け取っていました。
なお、赤旗号外には「困ったこと&ききたいこと、なんでも相談に乗ります」と書き、共産党高梁市議団(難波英夫・三上孝子)の連絡先を載せています。
高梁9条の会は23日夕方、市内のスーパー・イズミゆめタウン前で68回目の共同行動を行い、東日本大震災の救援募金を訴えました。(写真)
高梁9条の会は、憲法9条を守ることを目的にした市民団体ですが「9条を守ることと、命と安全を守ることは共通課題だ」と東日本大震災の緊急事態に即応して毎月展開している署名活動に変え、市民に救援募金の訴える活動に取り組みました。
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日本共産党岡山県高梁市委員会は前日に続き15日午後もJR高梁駅前で東日本大震災の救援募金訴えの行動を行いました。(写真) この行動には、三上孝子市議と2支部から6人が参加。約1時間で36,045円の貴重な募金が寄せられました。
募金の訴えに「ごくろうさんです。よろしくお願いします」「少しですが役に立ててください」などと多くの市民が応えていました。中には、丁寧に1万円札を入れる人、親子連れで通り過ぎた後、訴えのビラを読んで子どもに募金を持たせて入れる人、募金活動が終わって帰り際に宣伝カーに「募金をさせてください」と走り寄ってくる人もありました。
高梁市委員会では、引き続き市内各所で募金活動に取り組むことにしています。
日本共産党岡山県高梁市委員会は14日午後、市内のポルカ天満屋ハピータウン前で東日本大震災の救援募金訴えの行動を行いました。(写真) この行動には、5支部と西部地区委員会常任委員ら13人が参加。「日本共産党は人命救助最優先を政府に求めるとともに、現地でも被災者救援に全力を尽くしています。私たちもご一緒に支援活動を」と宣伝カーによる声の訴えとビラ配布をしました。その結果、44,548円の貴重な募金が寄せられ、市民と日本共産党が響き合った約1時間の行動でした。 募金の訴えに「よろしく頼みます」「有効に使ってください」「何かしなければと思っていました」などと多くの市民が応えていました。また、大切な小遣いの中から募金をする高校生のグループもありました。
高梁市委員会では、引き続き市内各所で募金活動に取り組むことにしています。
岡山県の、びほく農業協同組合(田村晴己代表理事組合長)は、3日から開かれている3月定例高梁市議会に「国・県へTPP交渉参加に反対する働きかけを」の陳情書を提出しました。
陳情書では、TPPに参加すると「国内の主要農業生産物が4.1兆円も減少して食料自給率が13%に落ち込む。岡山県内でも生産額が582億円(減少率48%)も減少する」と指摘したうえで、「TPPへの参加は、国内産業の疲弊と農村社会の崩壊を招き、将来に重大な禍根を残すことになり大変危惧する」と訴えています。
今回、びほく農協が陳情書を提出するにいたったのは、多くの組合員からの声とともに、農民運動連合会備北支部や日本共産党市議が共同して「懇談と提出の働きかけ」などが大きな力になりました。
なお、昨年12月定例市議会にも、農民運動連合会備北支部から「TPP交渉参加に反対する請願」(共産党の難波英夫、三上孝子両市議が紹介議員)が提出されていますが「継続審査」になっており、TPPに対する各議員の態度が鋭く問われています。
また、農民連と共産党は2月、近藤隆則高梁市長に対して、「TPP参加した場合の市への影響の内容説明や反対の意思表示など」について話し合いの場を持つよう申し入れていますが、現時点で市長は「TPPは先行き不透明。いま会っても返事ができないので合わない」ときわめて不誠実な政治姿勢です。
一方、三谷實市議会議長、大月健一同副議長は懇談に応じ、TPP参加による重大な問題点を指摘し協力を求めたことに対して一定の理解が示されました。
高梁9条の会は2月20日午後、市内落合町阿部地域の各戸を訪問して、会の活動を紹介した「こんにちは。高梁9条の会です」のニュースを配りながら対話し署名を訴えました。この共同行動は会が毎月取り組んでいるもので、今回67回目です。
共同行動には、小柴健男代表世話人ら9人が参加し。約1時間の訪問活動で31筆の署名が寄せられました。
これで高梁9条の会に託された署名累計は8,416筆になりました。なお、寄せられた署名は、それぞれ運動の節々で全国の会と連携して一緒に、国会へ提出しています。
各戸訪問では「こんにちは、高梁9条の会です」と挨拶すると、すでに会のことを知っておられる人もあり、在宅のほとんどの家で快く署名に応じてもらいました。
ある家では、応対された女性(70代)が「ええことじゃけぇ家族にも」とみんなにも呼びかけられ、92歳のおばあちゃんもしっかりと名前を書かれ、会員は大いに励まされました。
また他の家では「ごくろうさんです」と夫婦揃って署名に応じてもらったり、農作業の手を止めて署名に協力してもらいました。
一方、「私は9条変えることに賛成なので・・」「よくわからないので勉強しときます」と主張される人もあり「もっともっと9条の大切さを宣伝していこう」と、運動を継続していくことを確認しあいました。
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次回68回目の共同行動は、3月23日(水)午後6時から、スーパー・イズミゆめタウン前で「チラシ配布と対話・署名」の取り組みを行う予定です。(現地集合)
会員の人も、会員でない人も自主的・積極的なご参加を期待しています。
お知らせとご案内
5月22日(日)に会結成6周年 市民の集い(兼総会)
記 念 講 演=平岡 敬さん(元広島市長)
私の戦争体験=石川 操さん(中井町津々在住)
と き 2011年(平成23年) 5月22日(日) 午後1時30分~
ところ 高梁総合文化会館 レクチャールーム(2階)
(どなたでも参加できます。お気軽にぜひご参加ください=無料)
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高梁9条の会は1月9日午前、市主催の成人式会場(高梁総合文化会館)前で共同行動を行い、憲法9条を守る対話・宣伝・署名の訴えと、シール投票などに取り組みました。
共同活動は、会が毎月継続して行っているもので、今回で66回目です。
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共同行動には、尾島英之、泉浩爾、小柴健夫、井上 寛 代表世話人をはじめ20人が参加しました。行動では「成人おめでとう、9条を守って希望ある未来を共に」と呼びかけた、会のニュース約200枚を配布し、お祝の言葉をかけながら署名を訴えました。
この日署名に応えた新成人は97人。これで会へ寄せられた署名累計は8,385人になりました。(署名目標=有権者の過半数の56%)
また、憲法9条についてのシール投票も実施。58人が参加した結果、圧倒的多数の47 人(81%)が「9条を守るべきだ」に投票、「変える」が4人、「わからない」が7人でした。(写真)
今年、高梁市の成人式に参加した新成人は約300人。
会員の訴えに、多くの新成人が「9条は大切だと学校で学んだ」「戦争には絶対に行きたくない」と積極的に署名する人、「平和じゃ、平和じゃ」とグループで署名する人、また、付き添った母からの勧めで署名する新成人もいました。(写真)
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行動終了後、参加した会員から、たくさんの感想が述べられました。
「元気に訴えるとほとんどの青年が真面目にこたえてくれて良い雰囲気だった」「9条の会の存在を多くの新成人に知ってもらった意義は大きい」「久しぶりに大勢の青年の笑顔に出会えてうれしかった」。また、今回初参加の高校教師の会員は「これからも9条の大切さを丁寧に教えていきたい」と語っていました。
なお、この日は、団体会員でもある日本民主青年同盟と日本共産党も声の宣伝やチラシ配布を通して、新成人へのお祝いと「若者が安心して働ける社会を」と訴えました。
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次回の第67回目の共同行動は、2月20日(日)午後1時30分から、市内落合町地域を各戸訪問して対話し署名を訴える予定です。(集合は市職労事務所)
(高梁9条の会事務局)
高梁9条の会は12月5日、高梁市落合町近似の稲荷神社霜月大祭会場周辺で、65回目の共同行動を行いました。
行動には会員14人が参加。参拝者に、会の活動の紹介と憲法9条全文を掲載した「こんにちは。高梁9条の会です」のニュースを配布しながら「戦後65年間日本が戦争をしなかったのは、憲法9条があったからです。大切な9条を守りましょう」と署名への協力を訴えました。約1時間の行動で、92人から署名が寄せられました。
これで、会に寄せられた署名累計は8,288筆になりました。(目標「有権者の過半数」の56%)
なお、この日は、会員団体の新日本婦人の会高梁支部から提起された「今月8日は太平洋戦争突入の日。これが赤紙です、武器も核もいりません」のチラシ(岡山県母親連絡会発行)も共同で配布しました。
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署名の訴えに応えた女性(60代)は「戦争は絶対やってはいけません。犠牲になるのはいつも多くの庶民ばかりですから」と熱く語っていました。
一方「ぶっそうな世の中になったけぇ、9条は廃棄せにゃーいけんと思う」と署名しない人もありました。こうした発言に関連して、行動に参加した会員からは「今日は、なんとなく市民の気持ちの中のある”重苦しさ”のようなものが感じられた。尖閣諸島・千島の領土問題や北朝鮮の韓国への無法な砲撃問題などに対して、民主党政権が『外交的・平和的に解決する明確な方向を指し示せないでいる政治の退廃ぶり』の反映では・・・」との感想が述べられました。
なお、今回の行動には、小学5年の男生徒(会員の孫)も参加し「署名をしてもらったので楽しかった」と感想を述べていました。
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次回の第66回目の共同行動は、2011年1月9日(日)午前8時50分から、高梁市成人式会場前で新成人を対象に「祝・成人と9条の訴え」を行う予定です。(高梁9条の会事務局)
お知らせとご案内
来年5月22日(日)に会結成6周年 市民の集い(兼総会)
元広島市長・平岡 敬さんが記念講演
と き 2011年(平成23年) 5月22日(日) 午後1時30分~
ところ 高梁総合文化会館レクチャールーム
主な内容 記念講演 戦争体験の話など
(どなたでも参加できます(無料) ご期待ください。)
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